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普遍的な問題へと思索を深めていく過程を辿る――「恋愛」の問題点と可能性について考察する 藤村安芸子
満を持しての再刊――「レイシズム」がかつてなく焦点化されるいまこそ、はじめて、あますところなく読まれ活用される条件にある 酒井隆史
豊浜トンネル岩盤崩落事故とその後をえがいた作品――被災者の家族と国家の姿、そして記者の仕事の意味を問う 新庄孝幸
現代社会の危機に対し、オルタナティブとなりうる経済成長モデルを提唱――予防原則に基づき政治的かつ経済的な変革を行うための一つの明確な指針 泉留維
フェミニストによるマルクスの賃金論批判に対する見解を述べる――2009年に66歳で急逝した中川スミ氏の既発表論文を編んだ一冊 宇仁宏幸
単なる大衆娯楽ではなく、時代の真の姿を伝える記録としてのハリウッド映画――ハリウッド映画の分析から、アメリカという国家、社会の実相を浮き彫りに 皆川勤
近代日本の運命を映す小笠原諸島の歴史――ペリーも上陸した日本列島の「先端」の島 山田宏明
「アメリカ的想像力」によって紡がれた、災害後の各種「物語」が論じられる――真に力のある鎮魂と再生の物語の誕生を期待したい 堀江耕
タフな複眼性に根ざした創作――ネミロフスキー作品の核心には、一種、仮借ない残酷さがひそんでいる 野崎歓
ワインの味覚を通した独自の反グローバリゼーション哲学――「テロワール」と「ハイマートロス」の交差地点から数々の味わい深い名言が生まれる 杉村昌昭
占領期、最初に日本側によって構想されたレッド・パージ――「GHQの指示」という自らの責任回避のための便利な「免罪符」 川成洋
  編集部
日本「帝国の思考」を記述する中で反照的に浮かび上がる台湾先住民の主体性――21世紀にも存在する日本植民主義的思考との連続性の上でまず読まれるべき書 中村平
宗教学が個人から集団の現象へと関心を移していく中で、あえて「個人」に固執した研究の集大成――今後「近代仏教」研究を志す者にとって、大きな財産となる研究 高橋原
ドグマ化された唯物史観に代わる新しい歴史観の登場――現代世界のアンバランスな構造を解き明かす 山村貴輝
近世出版機構の根本装置・板木の語りをいかに聴くべきかを教示する――板木が物語る現象を的確に捉えた大著 金子貴昭
施設養護か家庭的養護か――要保護児童の処遇に関する歴史的背景を議論した研究 園井ゆり
言葉だけでは語り尽くせぬものを、忠実に映し出そうという強い意志――ツァイ・ミンリャン監督『郊遊〈ピクニック〉』 睡蓮みどり
実践的な政治学とは震災と原発を手がかりに――広く現代政治について考えさせる 乙部延剛
研究史上瞠目に値する新見を提示――新機軸による論旨は一貫しており、大きな達成をみせる 中島あや子








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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