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親密な友のあいだでやりとりされた、忘れ得ない言葉――誰かのためになることから解放された、自分のための文章 中村隆之
政治家主導――バブル崩壊から長い時間をかけ、国のありようが少しずつ、根元から変わっていくキーのひとつが官僚だった 増田幸弘
「当たり前の世界」を激震させる人類学――これは相当に危険な読書である 石倉敏明
言葉と声が、ひとつの直接性を持って思想の深遠さを伝えてくれる――黒田はあくまでも孤立の闘いを続けてきた 植田隆
「生き物」を手掛かりとして再検討されるハイデガー哲学の「超越論的」性――「能力論」という新鮮な論点から、「現存在の有限性」という根本問題に切り込む 村井則夫
3・11以降を生きる我々が考究し引き受けねばならない「世代間倫理」――ハンス・ヨナスの思想全体を理解する手がかりを与えてくれる書 木村史人
人はいかに過労自死に至るか、その原因を探究する――過労自死という主題には、過労の社会的背景が、過労死以上に鮮明に映し出されている 阪本俊生
自殺対策基本法成立までの社会情勢などを丁寧に解説――自殺対策を振り返り、今後を展望していくうえでの指針を与える書 岡本洋子
蜘蛛の策略の世紀は今なお続いているのだろうか――ベルナルド・ベルトルッチ監督『暗殺のオペラ』再上映に寄せて 片岡大右
超人間的法を求める社会そして人間への警告――人間化する技術としての法をとりもどす 石田慎一郎
ジェンダー視点から悠久の中国史を眺めなおす――足掛け五年に及ぶ共同研究の集大成 大濱慶子
独自の着眼点を導き出してレバノンの社会分析を試みた労作――人類学や地域研究の枠を越えて、より広い分野でも議論されるべき問題意識 宇野昌樹
夜のむこうに太陽と月をあわせもつ神話のような絵本 寺村摩耶子
戦争、社会、宗教、歴史といった大きな問題――その発言には文明観や思想がこめられている 金子遊
ブレアにとって、コミュニティは何であったのか――政権の教育政策の評価には、教育学の視点と蓄積抜きには語れない。その点で待望されていた研究書の出版 小堀眞裕
産業論と表象論を織り交ぜた視点――劇映画とテレビドラマの相関性 羽鳥隆英
これまで積み重ねられてきた「川村民俗学」の一つの見取り図――現在の私たちの足元を問い質す態度に貫かれた、贅沢な一冊である 重信幸彦
百年を超える日本の演劇教育のあゆみ――なぜ演劇教育は正当に位置づけられてこなかったのか、また、学校教育になじまなかったのか 宮野祥子
資料を「読む」愉悦/資料に「する」至福――近世から近代へ、移りゆく価値観を描き出した好著 引野亨輔
時間と空間をめぐる人間存在の相剋について考えるために――本格的なティリッヒ研究の専門書であり、かつ優れた思想書 近藤剛








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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