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アイドルホースについての集合的記憶――「地方」と「中央」をキーワードに、三頭の競走馬の記憶がどのように再構成されたかを明らかに 古林英一
連綿と続く、無限と有限の時のはざまで考える――一人一人の生の厳しさ愛おしさ深遠さ 日和聡子
日本人がフェードアウトする時空――アルゼンチンの「日系人失踪者」の数奇な運命とその家族の闘い 比嘉マルセーロ
「考えるな、見よ」という声が底流に響く、出色の解説書――実に丁寧にウィトゲンシュタイン哲学が説明され 中村昇
孤独なダンジョン――村上春樹と加藤典洋について 池田雄一
これからの人類の宗教史の発展に向かう知的探究の試み――スミスの宗教観と学問的発想を知るために重要な一冊 藤本憲正
「カントについては完とせず」――カント研究を志す人にとって格好の手がかりであり、必読の書 御子柴善之
シェイクスピア翻案に見る異文化受容の実際――日本文学を愛好する読者にとっても魅力的な一冊 冬木ひろみ
想像と修辞の存分な開花を極めよ――幻想小説の自由を行使した作家、三島由紀夫 高原英理
妖艶な魔女の誘惑に心を委ねて――中世フランス風の異世界を舞台に、鮮やかで濃厚な文章で綴る作品群 中野善夫
いずれ劣らぬ磨き抜かれた「単なる怪談」揃い――M・R・ジェイムズの立ち位置こそが怪談の本流である 中島晶也
情趣溢れる名訳の数々と周到な紹介――名翻訳家平井呈一の生涯と仕事を辿り、彼がこよなく愛した西洋怪談を愉しむ 渡邊利道
市井の文字の豊潤な世界――本書はデザイナーにとっては、文字の宝庫、バイブル的存在だ 志賀信夫
第一次世界大戦の多面性の一端を確実に照らし出す――二十一世紀の今、前世紀をどのように理解すべきなのか 河内恵子
武術性と正面から向き合うことで、武道について何が考えられるのか――武道を対象とする人文社会科学研究の論集 田邊元
柔らかさの底にある共生への力強い視線――苦しみ嘆く者が生きる場所こそが常に文学の場であり、これからもそうあり続ける 森山恵
ベルリン 1945 上・下――はじめての春 米田綱路
「国家」を相対化していく視線を手放してはならない――第一歌集『スサノオの泣き虫』から十四年、待望の第二歌集 久保隆
三島作品が持つ巨大な主題――近代そのものの持つ「病理」、実存と倫理との根源的な交錯、近代小説(社会)の発生と解体、そして現代へ 柳瀬善治
ブォナローティ『バブーフの陰謀』に発する、一九世紀革命独裁の二系譜――バクーニンの集団的独裁理論はマルクスの考えたプロレタリアート独裁と対照的 石塚正英








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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