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アーサー王物語の大きさ、寛容さ――文学からサブカルチャー、そして再び文学へ 黒川宗之進
日本語の特質全般を英語の叙述に結晶――研究や教育への意欲をかきたてられる本 田中牧郎
「さあ、全歴史の死者であるわたしたちがここにいて、またもや死にかけている。しかし、今度は生きるために…」――マニュエル・ヤンによって生きられた「三・一一」の表現であり、その経験を革命の「世界史」に開こうとする試みの書 仲田教人
沖縄の苦闘の歴史にどう向き合い、つながるか――「日本人は信用できない」、痛烈なヤマト批判 大野光明
「神戸モダン」のセンスと心意気で生涯を生き抜いた主人公とその人生――消え去っていく多くの家族の物語を代弁するかのようにここに置かれている 梶葉子
「生命の重畳量の豊富さ」/「過剰としての空虚」――村上春樹と村上龍というふたりの村上の表現世界の新たな更新が実現された 久保隆
私たちを取り囲んでいるさまざまな「さかいめ」の存在――人が記憶として覚えていることは、ほんの上澄みだ 寺田操
一〇〇年目の水上勉から、一〇一年目の水上勉へ――待望の“再発見”は、大きく“再評価”の歩を進めたといってよい 田村景子
『パターソン』の牧歌的性格と、少数民族に関する詩人の態度――アメリカの一地方都市の歴史と社会を起点として様々な問いを提起した長篇詩を論じる 長畑明利
人類学の観点からインドの市民社会を論じる――ムンバイの市民運動を事例に 小川道大
〈児童文学〉の社会的地位を明らかに――従来の研究史において類例の少ない、まさに〈有り〉〈難い〉研究 大木葉子
リベラリズムは何でできている?――この思想の諸変奏を解き明かす 那須耕介
哲学者チャールズ・テイラーの思想の待望の「入門書」――「わかりにくさ」に向き合うために、個別的なテーマや論点をわかりやすく解説 高田宏史
性意識とナショナリズム論との連動性――これまで不可解であった部分を解明する 石井一也
君たちは私の継承者たり得るのか?――先行き不透明な時代の今だからこそ、カブラルが残した言葉=思想から学ぶ 市之瀬敦
アートが社会の弱点になってしまっている――あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」中止をめぐるイベント「美術館でヘイト野郎を追い詰めろ」レポート 編集部
「生」をキーワードにミシェル・アンリと木村敏の思想を突き合わせる――アンリの「生の現象学」の輪郭を具体的に描き出す試み 服部敬弘
フランス革命期に貧富の差を解消するべく立ち上がった男――個々人の平等に基づく社会を実現しようとした彼の生涯を今に問う 山中聡
冷戦期の米国とキューバの外交関係を分析――両国政府の政策に加え、米国へ移住したキューバ系米国市民の働きかけを詳しく取り上げる 山岡加奈子
都市化により成立した保育の系譜を日本の保育の歴史の中に位置づける――「都市」あるいは「都市化」をキーワードとして考察 坂無淳








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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