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柔軟で革命的なマルクス主義理論家の現代世界への対処策――つねに六八年五月革命を闘った活動家の雰囲気をただよわせていた 佐々木力
「共有財」と「資本主義の亀裂」を創造する――交差的読解:マイケル・ハート/ジョン・ホロウェイ往復書簡(上)(翻訳・高祖岩三郎) マイケル・ハート/ジョン・ホロウェイ
《黄色い粉末》依存症のからくりを暴く――ヨアヒム・チルナー監督『イエロー・ケーキ』 渋谷哲也
織りなされたテクスト複合体から詩人の「ユダヤ精神」が浮かび上がる――死者を永遠に想起し続け、永遠に傷つき続ける「豊饒」な創造の秘密 三郷豊
追悼・布川徹郎/伝説の「風のドキュメンタリスト」出発――あの世では、竹中労が待っているに違いない 鈴木義昭
哲学のお化け図鑑に名前が載る日――さらなる「概念の哲学」のプログラムの射程を推し量る 森元斎
身近な日本語をめぐっての楽しくわかりやすい講義――”言葉の未知”へと惹き込まれていく 村木哲
「風景以後」の形姿が剥片のリアリティを携えて露見する――若く、華やかに、きな臭く、あらかじめ綴じる=閉じる書物の本性に抗った写真集 倉石信乃
改めて3・11前後を考察していく際に格好のテキストとなる一冊――そもそも原発事故を喚起した巨大地震・巨大津波がどうして生起したのか 黒川類
宮沢賢治文学から読みとく「ディオニュソス」と「崇高」――現代日本を代表する哲学者が賢治とともに考えた、最後の著作 本間謙二
あくまでフーコーの著作の精緻な哲学的読解に基づいて議論を展開――フェミニズム理論やゲイ・スタディズへも問題を開いていく 廣瀬浩司
帝国の枠内で「ネーション」を求めたロシア・ユダヤ人の戦略的思想――知られざるロシア・シオニズムとパレスチナの関係を実証した気鋭の研究 畠田義信
「スピノザ的生き方」が要求するものとは――「永遠」の概念の「実践的読み方」を提案 塚原史
小説家・諏訪哲史による言語的実験、「問題の書」――グスタフ・ルネ・ホッケ『文学におけるマニエリスム』の諏訪ヴァージョンの趣きも 谷川渥
可能性という希望を垣間見させ、「同伴者」として励ましを与えてくれる書――「存在の思索」がキリスト教神学に由来するということのもつ積極的な意義を考え抜く 森秀樹
谷崎の芸術家小説から核となる構造的特質を析出する――久しぶりにあらわれた本格的な、重量級の谷崎論 千葉俊二
抵抗の力の中心としてのみ生き延びる個人――アドルノの「真意」がどこにあったかを繰り返し提示する 細見和之
「人種」が時代の中でいつしか「文化」を生み「文明」となる――「人種」と「階級」「ジェンダー」を絡めて読むとさらに興味深い 堀江耕
「佐藤哲学」のエッセンスを伝える「レトリカ」の哲学――修辞法から文体論へ、そして自由な表現とは何かを説く 筒井順
さあ、ヘッドフォンをとれ! 次はクラブに出かけよう!――ヒップホップについて語るべきことは、まだまだたくさんある 都築響一








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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