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現代の懐疑論、不可知論を突破するヒントとしてのアルベルトゥス・マグヌス哲学――ヨハネ・パウロ二世から中世へ、トマス・アクィナスからエックハルトへ 小林剛
極めて現実的な問題の暗喩化が、ファンタジーとしての深さをもたらす――少女と“エルフ”による春探しの冒険の旅 黒川類
いまヘーゲルから、精神が奪われようとしている――忠実に『精神現象学』のテキストをたどっているかのようでありながら、このテキストの中にスピノザ、ニーチェ、ドゥルーズ、そしてドゥルーズ/ガタリを組み込んでいく 大河内泰樹
『摘便とお花見』(医学書院)をめぐって――「やっぱり」、「なんか」、「でも」……。語りの「ノイズ」は語る 村上靖彦氏インタビュー
脱原発の選択を支えた倫理と実践の報告書――いま日本の現実のなかでこそ読む意味がある 香芝典宏
「自己自身を革命する」幸福のギアが噛み合いながら生起する「出来事」――わかりやすい幸福論の陥穽を乗り越え、幸福を考える鍵を提示する 鏑木政彦
政治哲学者ランシエール初の単著にして父殺しの書物――敢然として大衆という「主体」の能力を肯定せんとするランシエールの立場 柿並良佑
俳句の本質的説得力はイメージと深く関わる――一巻全体が「戦没画学生慰霊美術館 無言館」をテーマにして成った句集 大井恒行
記憶の海を渡る――文学作品の中から「文化的記憶」と「トラウマ的記憶」を取り出すことによって、個人的な記憶と集団的な記憶の相互作用を検証 梶葉子
一徹な芸術家の生涯――カルロス・クライバーの実父である当代の名指揮者 エーリヒ・クライバーの評伝の初の邦訳 上川修史
多様なクレームから会社と社員を守るノウハウ――消費者を装うモンスタークレーマーに毅然と対処を 萩原信彦
つげ忠男の新作を見ることができる唯一の漫画集
新たな中国像の構築――決して自立することのない日本にあって、中国を一貫した自立した存在として認識することは果たして可能なことであろうか 池上善彦
プライバシー概念の総合的把握――幻想か、集合体か 大屋雄裕
固有の「家族の境界」概念にもとづく日本的血統主義の強固さと国籍のゆらぎ――現在日本社会が直面しつつある「日本人の境界」問題をリアルに提示する 佐藤成基
「アカデミック寅さん」の「裏ゼミ」に潜入――外国語学部の実態を明らかに 島田顕
銀座で生き抜いたオーナーママの知恵――人の心をつかまえる貴重なアドバイスの数々 萩原信彦
ユートピア的な叛乱の大義――現実と理念をめぐるジジェクの問い 箱田徹
観光と信仰の中間に位置するツーリストの宗教的経験の領域を丹念に描き出す――マクロの経済にもミクロの精神にも回収できない常民の生き方を捉える 須藤廣
重層的な歴史を有するボスニアの記念碑的な作品――感情の葛藤、それは同時に言葉の葛藤でもあった 阿部賢一








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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