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「表舞台」から遠く離れて――文芸評論家にして編集者、大学教員などの多面的な顔を持つ知識人・唐木順三の評伝 山崎行太郎
基地を拒否して、ともに生きる――「いのちの思想」を学び取る極めて切実な実践 村上陽子
ノーランの映画世界の基礎にあるものとは――一貫して現代思想の観点から読解する 田辺秋守
主客二元論でがんじがらめになった私たちを新たな理解へと導く――アフォーダンス理論を発展させ、近代文明の閉塞を突破する道を拓く 川村久美子
壮大な思想と理論を創り上げた天才――豊富な資料に基いて牧口常三郎創価学会初代会長の73年の歩みを丹念にたどり真実の姿を明らかにした感動の評伝 森田実
言葉による像が、雲知桃天使像の有様をさらに際立たせている――雲知桃天使像千体の作品集であるとともに、詩・俳句作品集でもある 久保隆
「場所の哲学=実践の哲学」の軌跡――黒田寛一の鮮鋭なる〈像〉 室沢毅
「特殊」のなかに「普遍」を読み解く――日本で最も知られている歓楽街・歌舞伎町の商店街振興組合、不動産オーナー、風俗産業関係者、路上の「キャッチ」「客引き」らに対する社会調査の分析をまとめた新進気鋭の社会学者の書 山本薫子
辺境の山の民の悲しみ――ジョージア文学へのいざない 児島康宏
自然主義の枠組みに「倫理の場所を与える」準実在論――メタ倫理学の今日的状況を知る必読文献 柏葉武秀
後戻りできない分水嶺としての「ゴー・ストップ事件」――天皇国家を護持するための治安維持に奔走する警察は、軍と補完的な意味合いをもって戦争の時代を突き進んでいった 植田隆
「マジック」を再検討し、近代的発想法と対峙させながら定位しなおす――学問と非学問、宗教と呪術等の「分断」を乗り越えようとする 土屋博
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」を記述の中に織り込む――パレスチナ人、ユダヤ人双方の無名の住民たちが抱いた共存への希望と絶望 田原牧
西脇詩の世界を「再発見」――西脇の生涯における「二度の大きなターニングポイント」 皆川勤
肉食が人間とチンパンジーの脳の違いをもたらしたかもしれない――肉のうまさはベジタリアンをも肉食に走らせる 大野秀樹
巨大な脅威を理由とする誤った二分法から逃れるために――現代におけるプライバシーや自由を考えるうえで必読の書 大谷卓史
民主主義の不全には、民主主義のいっそうの深化によって応答すべき――象徴界がつねに抱える欠如を組みこみ、制度化する処方箋を示す 有賀誠
絶望に抗うことから始めなければならない――社会のあらゆる領域に浸透する新自由主義の合理性に光をあて、それぞれの領域に市場の論理が貫徹されていくさまを浮かび上がらせる 向山恭一
ニュアンスが含む示唆――「傲慢な=推定的な行動」こそが「フィクション」を不可避に巻き込んだ「技術的創造」の秘密である 近藤和敬
足尾鉱毒問題を人権問題ととらえた田中正造の、地域で生活する人々を守る「在地の思想」と行動原理――日本政治史の中に田中正造の思想と行動、および足尾鉱毒問題をしっかりと位置づける 小西德應








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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