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においの文化史――「嗅覚」と関係のある絵画作品を読み解く 京谷啓徳
14人の詩人の、葛藤のなかで紡がれてきた表現とその生涯――青踏の時代から戦後社会までの女性史をたどることにもなる 川口晴美
明治、その偉大と錯誤、そして「すっとんきょう」と痛快――なにより「ムチャクチャ」の自在感を示す 澤村修治
お笑い世界の栄枯盛衰――吉本興業を裏で支えた仕事師の半生紀 萩原信彦
アウトロー・芸人・保守政治家のコングロマリット――日本社会の構造を見据える、稀有な「証言録」 和賀正樹
言葉の背後から声が立ち上がってくる――いちばん聞きたい声はただ一つ 皆川燈
「人間の学問」を構築していった壮大な思想家として、アダム・スミスを精緻に描く――スミスの学問的意図を、社交性の理論の構築という軸で明快に描き出した伝記 古家弘幸
「批評家」諏訪哲史の面目躍如――硬質の文体で綴られた、旗幟鮮明な文学論 谷川渥
音が聴こえる、美しさと匂いと。――わたしたちは魅入る以外にないのだ。この風景に。 佐々木幹郎
ベンヤミンを一貫して「言語」の観点から眺め直す――ベンヤミンの思考の「豊饒さ」とは何だろうか 田辺秋守
「思考の自立性」の近代的立場の検討から「思考の超越」へ――著者個人の歩みと歴史的世界との問題が一つに重なる、「哲学」の真の主体化 岡田勝明
ラカンの新たな臨床の出発点になった症例――ラカン研究の資料としては第一級の価値を持つ 十川幸司
血を噴く自己剔抉が透視する「希望」――演劇集団「創造」公演『人類館』 山口泉
ブルクハルトの魅力とその思想の現代的意味を気づかせてくれる――歴史と教育の関係を正面から考えさせる良書 伊藤宏二
タイ、ミャンマー北部、雲南地方の山地民の生活を詳らかに――記録文書のない地域で情報を集めた努力を讃えたい 金子民雄
豊富な写真と正確な文章で描き出される土方巽像――土方のみならず舞踏全体にとって一級の写真資料でもある 志賀信夫
九鬼周造の時間論の可能性を論じた力作――新たな領域を開拓した画期的な書 田中久文
正しく食べること、悪しく食べること――「死んだ後の私って、単なる死骸のかたまりなんですか?」 村澤真保呂
米騒動の初発地、富山・魚津から生まれた米騒動研究――同地出身の著者の、思いの詰まった書 斉藤正美
“詩人”としての顔を持つ二人の、心に響く言葉の交換――「対話」は即効性はないかもしれないが、だからこそ問題の根源を照射し断ち切ることができる 下沼英由








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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