書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



情報の透明性をめぐる「システム」と「主体性」について――情報社会の最前線に見える対極的な二つの要素 塚越健司
民俗学の原点は旅にあるのだと、改めてしみじみと思う――『海南小記』の短い章節の一つひとつから、柳田国男の真摯な「問いかけ」を読み取ろうとする 永池健二
「かよわい見張り」の書きのこした渾身の言葉――人生を急いでいる最中に帰らぬ人となったモダニズム詩人の軌跡 渡邊十絲子
日本というシステムのグロテスクさ――それでも、致命的な災害から身を守ることは不可能ではないと信じなければ 藤沢周
アジア全域の仏教史を総覧――最新の研究成果を盛り込んだ、諸分野の協力による学際的研究成る 末木文美士
二十一世紀はどのような思想を生み出せるのか――小林秀雄が世阿弥、兼好、西行、実朝に共通して見出した「詩魂」とは 古橋信孝
精神分析とロシアの「深い因縁」――これまで殆ど紹介されてこなかった未知の魅力的な探索の領域へ導かれる 沼野充義
『日本書紀』の謎を解き、藤原不比等の介入を明らかに――二段階にわたる編纂過程を詳細に跡づける 奈良安友
聖なるものとしての原子力発電所――卒業設計「豊洲6丁目」は新しい意味など獲得せず、時代遅れのテーマのままでよかった 五十嵐太郎
世界のメディアをとおして国内外の報道格差と日本の情報統制を暴く――対抗メディアとして独立した報道を実践してみせた労作 米田綱路
さらに積極的に「物語」を破壊していく――ゆらゆらと揺れつづける叙述の赴くままに身を委ねてみるのも、またよい 伊藤氏貴
福島原発の暴発を止める一点で力を尽くしたい 特別インタビュー 福島原発行動隊 呼びかけ人に聞く 山田恭暉
地震予知はできない――内部からの反逆のメッセージ 泊次郎
残酷なまでに清澄な倫理の発露――渡邊世紀監督『VEIN‐静脈‐』、『人形のいる風景 ドキュメント・オブ・百鬼どんどろ』 阿部嘉昭
研究者としての“闘いの旅”の記録――日本におけるエスノメソドロジー研究の第一人者による最新論集 好井裕明
無数のふつうの生活に、イタリアの真の魅力がある――短篇小説のようでもあり、小粋な映画のようでもある 八木寧子
ポスト・フクシマ状況のなかで改めて読まれるべきドキュメント――原発の建設計画を止めた住民運動の歴史的記録 米田綱路
空っぽの、日射しでいっぱいの部屋に――多文化複合社会にむけて相互交流をこころみる詩集 李美子
「抵抗」して生き残れ――特別寄稿 渋谷望氏 原発災害とR・ソルニット『災害ユートピア』 渋谷望
骨のあるアメリカ音楽史を求めていた読者には待望の一冊――アメリカ音楽史に一貫して流れているものとは 飯野友幸








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約