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地元・新宮の人びとが名誉回復に取り組む――処刑から一〇〇年、歴史見直しへのドキュメント 米田綱路
日本の哲学的思考の可能性に新しい道筋を示す――埴谷雄高における「構成不可能な問い」とは何か 高橋順一
ことばは「獲得する」ものではなく、文字通り「生まれてくる」――子どもの具体的な観察によって、ことばへの過程を描き出す 浜田寿美男
挨拶としての詩集――語り手としての一人称の、一点の空白に前進をみる 堀江敏幸
世界的な業績といっても過言ではない大著――異質なものを排除しないウォルトニアンらしい寛容さをもつ 武田将明
「新しい過去」としての1950年代像――書くこと(描くこと)は、現実を変革するための賭けだった 有薗真代
言葉の微妙なニュアンスを感じ分ける――表現の襞をより細かくし、自分の感情をより的確に表現するために 中村明氏インタビュー 中村明
五つの外交・武力戦の複合戦争として第一次世界大戦を捉える――日本にとってこの戦争がもった意味を解き明かす 奈良安友
笠置シヅ子みたいに生きてみたいと思わせる愛情あふれる伝記――芸能史におけるひとつの大発見 鈴木義昭
歴史の真実を奇想天外な物語に――ものすごく真面目な話を、すごく面白く語ってしまった、ものすごい遺作 清水義範
実体験と反牧歌的心象風景――身体の乖離現象により醸し出される自我の戸惑いや恐怖、緊迫感 中込啓子
城の外への想像力――ディストピア小説の系譜に、新たな名作の名が刻まれた 高橋雅康
〈豊穣な世界〉をどう守るか――希薄になった人間関係の中で必死に自分の居場所を確保しようとする子どもたち 重松清
メディアと国家の「社会に対する共謀」をどう解き放つか――特異な日本独自の報道システム=記者クラブの本格的分析
国家の拘束を脱した地平で生きる絆をどう生み出すか――人間解放の定義、近代日本国家、詩人の精神をめぐる鋭い警告 菅孝行
ケアと身体と感受性――ケアの制度化やケア専門家の育成という事態を前にした違和感の正体を丁寧に描き出す 岡原正幸
もったいぶった物の見方を批判した当代の戯作者・井上ひさし――「駆け込み寺」を舞台に、男女関係の背後にひそむ経済的関係を描き出す 菊田均
識字運動の抑圧性を超えてユニバーサルデザイン的な途を示す――益‐不利益がある社会では「できないこと」が障害になる 三村洋明
緻密な検証と謎解きで郷土史を見事に再発掘――明治初期、イギリス人旅行家は「日本奥地」をどう辿ったか 加藤貞仁
沿岸海洋学の第一人者によるバイブルの完成――水とともに移動する流域圏での物質の循環を定量的に理解するために 山本民次








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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