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昔話の語りを重視し、研究の新たな課題を提示――「発生」とは、より多くの要因や関係の中で、昔話が生起する過程の謂と理解できよう 齊藤純
重要なのは結論ではなく、プロセスである――メタ批評の議論を公開の場で実践 紅野謙介
思いは韓国の民主化、南北の統一と和解 李哲氏インタビュー(聞き手・中村一成氏)
徹底的に調べあげたダイナミックな人間模様――チェコと日本の架け橋となった知られざる建築家の全貌 五十嵐太郎
〈凡人型探偵〉のマイルドな魅力――マーチン・ヒューイットこそが真の〈ホームズのライヴァル〉と言えるかもしれない 渕上平
本は人生の指針をつくってくれる――家庭のなかでも、社会のなかでも、「読書の連携」をつなげていってほしい 対談 小池一夫 × 高井昌史
名状しがたい充足感だけでなく、感動の波がひたひた押し寄せてくる――宗教的な歴史小説でありながら、娯楽小説的な要素も取り込んだ手だれのわざ 吉岡栄一
政治にケアをとりもどす――従来のケアのイメージがいかに狭いものであったかを教えてくれる 渋谷望
イスラエル建国運動の「民族宗教派」を分析――現在進行形の入植活動のなかでの死者の記念と顕彰に注目する 細田和江
ゼロ記号にクィアを備給する――淀みなく読者を運んでくれる流麗な新訳の登場を喜びたい 木村朗子
助言論の視座から、ホッブズ政治学の捉え方に修正を迫る 後藤大輔
「国家なき国家学」に抗する国家主義者――ヴァイマール期のカール・シュミットの政治思想を、国家や国家学を軸に時系列に沿って再構成した本格的な研究書 竹島博之
「心学」と「愛民」をもとに再構成――日本における従来の儒教研究に根強く存在する誤解や偏見を批判し是正する 権純哲
現在にもつながる問題をあぶり出し、未来へ向かう――「原爆」や「日本人」よりも、「怒り」に注目している 宮田徹也
結集に対するデリダの散種的抵抗――ハイデガーの思想における「ドイツ的なもの」を究極的に問う 亀井大輔
抑圧された記憶を取り戻し、信頼すべき共和制国家の裏切りを問う――フランスという「国家の理論」を考察した歴史書 南祐三
「複数であること」の新しいあり方――ポスト真実における事実・真理の毀損がなぜ/いかに問題であるのかを明らかに 木村史人
不条理な世界に対しては「怒り」ではなく「愛」を動機とし、そして忍耐強く「祈り」続けること――偶然に翻弄される〈私〉がどのように他者への開きに向かいうるか、その道筋をヴェイユやサンデルとともに考え、示してくれる一冊 鈴木順子
巧みに考え抜かれた「嘘」と「戦術」――ヒトラーと並ぶほど有名になったアイヒマンという人物について、我々は知らないことが多すぎる 小山花子
「系譜学」によって削り出された「哲学者」フーコー――フーコーをめぐる政治的亀裂の存在があぶり出される 前川真行








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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