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なにも起こりはしなかった――コロナと演劇の三年間
2022年演劇回顧
高橋宏幸
映画は常に時代と対峙する――山上徹也が撃ったものは何か 対談 足立正生×小野沢稔彦
お腹がぐーっと鳴る母娘の物語――オンマ(お母さん)への想いに溢れている 上林香織
「クィア小説」のアンソロジーであると同時に、各国における多様なLGBTQ事情の優れた報告――その背景となる多様な文化を知る絶好の案内書 垂水千恵
ミシェル・アンリの哲学の刺激的な入門書――生誕一〇〇年、没後二〇年記念出版 神谷英二
人文書院という一出版社を舞台として――現代日本社会にまで強い影響を与えている生命主義的救済観の成立史をたどれると同時に、近代合理主義・救済宗教・新霊性文化のせめぎ合いが見られる貴重な基礎研究 熊田一雄
子どもたちに注がれたアフリカン・アメリカン児童文学作家たちの温かい眼差し――大人たちが書いた文学が、いかに彼らに「励まし」を与えられるのかについて丁寧に探究 小泉泉
構造主義からニーチェ的系譜学への移行期のテクスト群としての――フーコーの文学への関心は、文学と狂気、言語の結びつきに由来している 佐藤嘉幸
保苅瑞穂のヴァレリー――「遺言」と「回春」の書 鳥山定嗣
歴史的な行為としての翻訳の意義に迫る――言語は体系ではない。出来事である 柿木伸之
「鍼の如く」全注解の一書――近・現代短歌史のなかで 葉山郁生
表現の自由を求め、長く厳しい旅は続く――決して人権や表現の自由は当然のものではない 田籠由美
「自由であれ」と強制するというパラドックス――自由という観念にまつわる思想書であると同時に、実際に制作現場に関わる著者による演劇論 寺尾恵仁
フランスの教師が置かれた現状を実証的に解明し、ジェンダーの視点から問題提起を試みる――インパクトのあるエビデンスを豊富に提供した論考を集録 大前敦巳
『羅生門』を様々な角度から捉える――著者が高校教師として長年『羅生門』の授業を通して行った成果や知見を紹介し、多様、多彩な見解をまとめる 村木哲
俳句の短さがますますいとおしく感じられる――キーワードは〈橋渡し〉。英訳への思いを抱きつつ書かれた書 皆川燈
「革命の詩」の詩人は問う――「詩人のいらない/金色の朝」の反照をたえず浴びていなければ、真に優れた詩というものは生まれないのでないか 野村喜和夫
なぜ、テクノロジーを中心とした問題解決は良くないのか――現在進められている形の「スマートシティ」推進政策を批判し、テクノロジー中心のものから人間のニーズを踏まえたものへと転換を迫る 田畑暁生
「限界」や「制限」に関して抜本的な再思考を促す――「自己制限」という発想を提示して、論理を支える思考の土台から脱成長論の精緻化を試みる 太田和宏
大林民族学の英知と魅力――比較と総合化を実践した著作のアンソロジー 岸上伸啓








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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