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読み手に届く言葉を模索――サブカルチャーを対象とした文学研究の立場からの文化批評論集 米村みゆき
抽象化した社会史の文献では味わえない――体系よりは具体性・現実性に重きを置く 立石弘道
政権交代可能な二大政党制は確立したか――民主党が大勝した2009年総選挙から2014年総選挙までの政治意識・投票行動データの緻密な分析を展開 井田正道
承認論の基本想定をさらに明瞭にする――批判的社会理論のさらなる展開の一里塚 辰巳伸知
「若者の社会運動」という表現自体から疑うべき――運動自体を否定し続けようとするマジョリティの、政治嫌悪という名の政治性こそ問題だ 松井隆志
日本が核廃絶のリーダーシップをとるために――世界的視野で核問題を考え、理解するうえで欠かせない一書 勝田忠広
奥平憲法学を実践として継承する――理論と実践の到達点と現況を俯瞰し、表現の自由の根拠を問い直す 駒村圭吾
アドルノの隘路を突破する試み――『啓蒙の弁証法』の補遺以上の意味を持つ研究書 小松恵一
自己言及をめぐる自己言及の「著者」はどこにいるのか?――独自の自己言及・自己産出する「システム」について語るルーマンの特徴を、大冊ではなく独立した論文の形で読み取ることができる一書 犬飼裕一
PTAを戦前から現代に継承された動員マシーンとみる――「奉仕と修養の国家プロジェクト」を明らかにしたPTA研究 天野かおり
自己免疫的な神とは何か――デリダから導き出される新たな「生」の哲学 星野太
教育を国家統制する新自由主義への対抗軸を探求する――教育基本法研究の出発点となるべき重要な研究 岡田昭人
絵と言葉のみごとな融合――苦しみながらも前に進もうとする人間の姿 下田明子
作例から大胆に仮説をたてる手法はじつに鮮やか――フォンテーヌブロー派の本質をとらえている 伊藤已令
裁かれるという感覚――ニーバーの主著が翻訳されたことを喜びたい 福田隆雄
日本語をめぐる70年前の攻防――カタカナを廃止してローマ字に統一することは可能だったのか 黒川類
作家たちへの惜別、悼む文章を集めた秀逸な一巻――大阪・中津の路地裏の出版社の物語 三輪正道
フランスの修辞学、哲学教育の研究から、教養教育の問題に挑む――現代的な教育課題にも応えようとする意欲的な一冊 上垣豊
高校保健・副教材は、捏造・改ざんありの妊娠・出産への圧力教材だ――なぜ日本はフランスのように少子化対策が成功しないのか 大野秀樹
街頭紙芝居の子ども大衆文化としての魅力と、人々の創意と工夫や熱い思いを炙りだす――今日のマンガ文化に与えた街頭紙芝居の影響は、見逃すことはできないほど大きい 野上暁








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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