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歴史家による後世への遺言――古くて新しい社民主義の提唱 吉田 徹
レオ・シュトラウスのオルタナティヴ・ポストモダン――「倫理」の時代に問われる哲学の意義 中金聡
さながら自叙伝の趣のある歌文集――真摯な、偽らざる生のありよう 大井恒行
歴史を食い破る、物語のパワー全開――合わせ鏡の〈西方〉と〈東方〉が、互いに像を投げかける 鈴村和成
伝説の追剥ぎを徹底的に分析――推理小説ばりにスリリングな展開 原田範行
科学者の生きざまを問われた福島原発事故――巨大な潜在的危険性を孕む原発では設計思想そのものを放棄する必要がある  安斎育郎
反時代的に見える表象が、じつは同時代的な問題と共振している――生成論、受容論、文化史など広い視野からの美術作品へのアプローチ 小倉孝誠
映画の旅、哲学の旅、大学の旅――「書くことの孤独」と「人文学」的な問い 白石嘉治・西山雄二
SFの歴史を知るための恰好のガイドブック――SFによって日本を照らし、日本によってSFを照らすことで、日本SFが世界SFに貢献できることは疑い得ない 藤田直哉
現代の認知科学からハイデガーを読み解く姿勢への共感――独創的な視点を考えると、あらためて早すぎた著者の死が惜しまれる 高田珠樹
書棚をフィールドとして展開される「きのこ狩り」――ページの多様さは、雨上がりの森に出現したきのこ群を見るかのよう 鈴木一誌
繰り返される社会、残り続ける自己――「社会学すること」の現在を照らす道標となる 齋藤雅哉
江戸を中心とする幕閣・有司層の思想と動向を解明――登場する人物に関わるさりげないエピソードも面白い 家近良樹
公正の経済へと向かう「萃点」としての農協――日本農業の現実と真正面から向き合うための一冊 竹内雅文
文学研究における障害学という新たな知的実践を拓いていく野心作――横田弘の詩と思想を解読する後半がとても興味深い 好井裕明
映画「北京の55日」では描かれなかった北京籠城戦――仏の東洋学者・ペリオが見た清末・中国の姿 井上春樹
「日本が植民地化されないために朝鮮を植民地化した」はウソ――歴史的思考を養い、民主主義を考えさせる教育実践にとって貴重な提起 及川英二郎
内村鑑三への、「心底」からのオマージュ――今や内村の「義と愛国と信仰」を日本人は学ばなければならない 新保祐司
9・11以後の時代に、カントの「世界市民」概念を卓抜に拡張――カント哲学が2世紀有余も風雪に耐えた根拠を解き明かす 皆川勤
「人のつながり」の持つ価値という、普遍的なテーマに取り組んだ「現代の古典」――R・D・パットナム著『孤独なボウリング』邦訳刊行5年目によせて 柴内康文








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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