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かつての彫刻鑑賞の在り方まで想起させてくれる優れた研究書――触覚を強く喚起する彫刻作品の魅力に迫る 上村清雄
韓国の苦難の歴史を、勝れた知性によって文学に昇華――南北分断の暗部を剔抉。主体的尊厳とその心の闇を描く 河田宏
活気を取り戻しつつある台湾電影――第23回東京国際映画祭レポート 大和晶
「地図作成」としてのバルガス=リョサの作品――「全ラテンアメリカで未解決の問題」である先住民の解放問題を扱った『ケルトの夢』:年末文化・文学回顧 ラテンアメリカ 安藤哲行
トルストイ没後一〇〇年に――現代ロシアの作家・批評家たちが描き出すトルストイの姿:年末文化・文学回顧 ロシア 岩本和久
迷走する超大国の行方――欧米流グローバリズムとの対峙と衝突:年末文化・文学回顧 中国 伊東貴之
神・大戦・格差社会――二十一世紀社会への転換に備えるしなやかなイギリス文学:年末文化・文学回顧 イギリス 原田範行
「すべてを含み込む」小説を目指すJ・フランゼン――二〇世紀の国民的記憶のように述懐されたサリンジャーの作品群:年末文化・文学回顧 アメリカ 長岡真吾
ゼロ年代を特徴づける「文明の衝突」に取り組む――「新しい政治的文学」の旗手、トーマス・レーアの長編小説『九月――蜃気楼』:年末文化・文学回顧 ドイツ 山本浩司
刻印された風土から逃げられない地方都市の「細民」たちの群像劇――熊切和嘉監督『海炭市叙景』 田辺秋守
未来への希望がわいてくる一冊――青年と青年の対話、青年と青年の交流こそ、新しい友好の大道を開く鍵となる 下沼英由
死刑判決の過ちを告白した一裁判官の実像を描く――袴田事件をめぐり、人が人を裁くことは何かを考えさせる 宗近藤生
個人と共同体との関係性に着目しロマン主義美学の現代的再評価を試みる――芸術の「不可解さ」をつうじたコミュニケーション、親密性という公共圏を開く
韓・日の架橋に生きる「在日」の魂――同人誌『鳳仙花』二十年の歩み 田中佑雲
実にドラスティックなブルーノ・タウトの軌跡――タウトに関する、現在日本語で読める最良のガイドブック 布野修司
巨細両面からナショナリズムを検討していく試み――国民大衆のホンネとタテマエを映した常識が肝心となる 鈴木正
人間の生活と実践を中心に据え、「沖縄」をひらく――安易な言祝ぎや特殊性の称揚に終わる書籍とは一線を画す 上地聡子
あれから一〇年、放送史上に残る一大事件の諸問題を検証する――編集権の真の意味とは、企業ジャーナリズムの内部的自由とは
近代の限界を超える教育の書――「モードル」の自由と自治の学校 米田綱路
「歴史/記憶」という二分法から離れることで見えるもの――「人間」、「写真」、「新聞」という三つの時間が重ね合わされる 野上元








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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