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日記を書く危険な少女――書くこと(大人になること)に対するアンビバレントな思い 伊藤節
「一粒の型」を追い求めて――自分の「魂の故郷」に帰ろうとする者のような穏やかな口調 岡田素之
美貌の純潔王の聖悲劇、本邦初訳――ルートヴィヒ2世とワーグナーをモデルとする、19世紀末の耽美主義的物語 足立和彦
世界への視座 フランス 守中高明/ニューヨーク/北米 高祖岩三郎/沖縄 新城郁夫/三陸 山内明美/「イスラーム国」とパレスチナ 田浪亜央江/スペイン 渡辺雅哉/ドイツ 中谷毅/アノニマス 増田幸弘
コント、マルクス、スペンサーが語りあう――風変わりな社会学史のテキスト 鈴木正
ダイナミックに動いた明治大正期を多角的、立体的に描き出す――歴史に対する絶妙な距離感と、バランスにとんだ叙述が特徴の『明治大正史』 東京大学出版会・黒田拓也氏に聞く、中村隆英著『明治大正史 上・下』(東京大学出版会)
現代の福祉国家が資源とすべき二つの倫理を論じる、現代的な視座を宿す書――福祉理念をめぐる現代のさまざまな知見を展望できる 橋本努
原爆体験を綴ることばを掬い上げ、その多様性に謙虚に向き合う――〈歴史〉の忘却は、選択肢として存在しない 奥田博子
比較文化的な手法で三宅雪嶺の思想を読み解く――国際化時代の趨勢を善的に反映する、新しい対比、比較の地平を開いた最新の研究書 藤田昌志
出版当時も今日も同様にきわめて反時代的な書物――都市と人間との緊張関係を論じる、シュトラウスの代表作のひとつ 井上弘貴
詩人としての義務は何か――ナチス・ドイツ軍との抵抗戦のなかで、素朴で美しい世界の姿を対置する 工藤正廣
新しい民主主義の誕生を告げる主権者の語り――〈言葉の革命〉をもっとも端的に伝える好著 佐藤学
考えさせない時代に抗する実践としての哲学的思考が、ここからスタートする――小気味よいリズム感が特徴的 吉川浩満
「積分(∑シグマ)の論理」を問題意識の中心に――「いま・ここ」を見極める「微分の論理」を 山本昭宏
いかにして個と《自然》を見出すか?――ずっと身近にあった暴力の蔓延から、さらにその根源へと遡行し、《幹(souche)形而上学》を構想する 清水高志
同人と読者が雑誌を介して織りなす「集団の思想史」――日本思想史の重く分厚い一頁を新たに開く 福家崇洋
海外文学・文化回顧2015 原田範行、橋本勝雄、長岡真吾、中村唯史、伊東貴之、山本浩司、三ツ堀広一郎、柳原孝敦
ホームズ・パスティーシュ長篇功績者の31年ぶりの新作――矛盾のあるホームズの事件を繋ぎ合わせ新たな物語を作り上げ、矛盾を解決する 北原尚彦
ジョン・ディクスン・カーへのオマージュが満載――長編の『吸血の家』原作と読み比べてみるのも一興である 波多野健
思考のない思考であるところの詩から、生きるということの統一を考えさせる――万言を費やすより一言、ここに真の思想がある 上田薫








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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