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小説と作品論でキプリングを読み解く異色の書――伝記的・自伝的資料を文学テキストと同時進行で読む:インタビュー 『青い薔薇』をめぐって 橋本槇矩
過ぎし日の「大人への一歩」を思い出す――少年たちの「遊び」の数々や親たちの生活へのまなざしを活写することによって、終戦期における暮らしと風景を浮き彫りにする 山井悟
同じ異能・奇才を呼ぶ地下水脈――「侍」としてのアイデンティティを失った結果、源内が手にしたのは自由だった 小林広一
「いのちの声」の真の在り処を見定めようとする意志が漲る――中也、富永の言葉と深く出逢い直すことができる一冊 菊井崇史
変化球のような作品世界に見る因縁、感情の発露――私小説風作品とルポルタージュ風紀行エッセイ、一筋縄では行かぬ二著 村木哲
時代も若かった。山谷も若かった。――一人の少女が渇き、寄り添い、同時に孕む醜悪さを嫌い、疾走した一つの人生 井出彰
現代社会の差別に指向する新たな視座を提示する優れて意義のある論集――マイノリティ研究で空洞になっていた、差異をめぐる複数の〈繋がり〉と〈争い〉 好井裕明
「葉山嘉樹」という問題――現代、新たに読み直されるべき作家 柿谷浩一
「台所」から見えたナチスの矛盾――「公衆食堂」が今後の面白い一つの拠点になるのではないか 藤原辰史
さまざまなイメージを触発する廃坑や炭鉱関連施設の廃墟――豊富な写真と文章で日本全国の石炭産業遺産を紹介 三輪智博
後世まで残る名訳――まさしく書物は、それぞれに運命を持つようだ 田中博明
赤軍首脳に対する大テロルの背景を解明――ソ連史上最大の謎に迫る重要な一書 室生孝徳
読者は白妙とともにさまよい、夢の謎をといてゆく――「借景の発想」から全く離れたところに立つ時代小説 森谷明子
「マルクス主義批評」への揺るがぬ信念――イーグルトン思想への最良の入門書 本橋哲也
よく理解されていない共通番号制の解明――権力にすり寄らないフリーならではの書 清水雅彦
「近代」を「近代のまなざし」によって眺めること――「写真」「指紋法」「知能テスト」を、同じ土俵にあげて論じた点は魅力 橋本一径
激動の時代を生きたヘミングウェイ、その作品と人間像の新たな面が見えてくる――『ヘミングウェイ大事典』(勉誠出版)刊行によせて 島村法夫×今村楯夫
イメージは一様ではない――一般的な「北海道らしさ」を超えた「らしさ」が 藤田直哉
「導きの星」としての、民衆の自己統治というデモクラシーの根源的ヴィジョン――今日の政治理論の諸潮流に関する浩瀚な知識と理解がいたるところに散りばめられている 千葉眞
ろうそくのゆらめきから生まれた一冊――すべてが完璧で間然するところがない古川氏の朗読 郷原宏








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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