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信越国境の日常を生きる――ふるさとへの限りない愛着があふれた名著 高橋実
東西ヨーロッパの交差点に開花したモダニズム芸術運動の諸相を探る――冷戦後の視点で、世紀転換期から両大戦間期の“中欧”をテーマに論じた本格的研究書 吉野実
ユーモアたっぷりに描かれるドイツ留学の日々――授業では習わないドイツ語の語感や用法が、実地体験をもとに説明される 上川修史
画面にみなぎる不穏さが、甘美な官能に反転する――危険で陶酔的な眼の媚薬 干場達矢
哲学史研究とモナド論のあいだ――前著で達した高み、もしくは深みから、哲学史の広大な思想空間を眺め渡そうとする壮大な試みが遂行される 犬竹正幸
生きることは、「ああ! めんどくさ!」――ブラジルとは何かということも浮かび上がる小説 安藤哲行
大杉栄、荒畑寒村たちの切実なる活動はわたしたちのいまと繋がっている――『近代思想』の試みがなければ、次なる大杉栄の営為はなかったかもしれない 久保隆
オリジナルを凌駕するリメイク映画の快作――ブライアン・デ・パルマ監督『パッション』 久保田和馬
登場人物の陰影に富んだ描写が最大の読みどころ――「大きな物語」においても、一人一人の「個」に誠実な眼差しを向けることを忘れない 前田和泉
寿命と社会環境への独創的なアプローチ――病院や薬より大切なのは社会環境 萩原信彦
「思想としてのロック」を語る――「ロックは滅んだのではないか」という問題意識を手離さずに、「ロックの未来形」までをも論ずる力作 上村寿幸
分岐的イノベーションで日本再生を――金融政策に頼らない「経済再生」の包括的ビジョン 山田宏明
32年に及ぶ永嶋暢子研究が完結――女性解放運動家・永嶋暢子の実践活動の面を浮き上がらせる 岡田孝子
永遠の傷によって生を享けた作家、ジョー・ブスケ――日記、手記、エッセイ、書簡でもある稀有な書物 小倉孝誠
「過去」に向き合う――「語彙」にこだわり、ミクロであると同時に壮大な深い歴史を見通していく鋭い視線が感じられる 原口剛氏インタビュー
見事に展開される「アナロジーの網の目」――ウィーンを「十字路」と捉える本書は、オーストリア、ウィーンの「文化的風土」について考えるとき、今後必ず参照されるべき書物のひとつである 相澤正己
社会科学の知見を縦横無尽に活用した時代診断とアイデアの宝庫――「安全」を軸に、災害や環境のリスク、政治・経済システムなどのテーマを論じる 伊藤美登里
人間への愛情と信頼を原動力に社会主義五〇年――巷間の思想家村岡到氏の歩みと主張 深津真澄
さまざまな具体例から、ナチズムにおけるエコロジーの由来を読み解く―― 一九世紀末に誕生した郷土保護運動との錯綜した関係をはじめて本格的に論じる 保坂稔
スラヴの十字路 編集部








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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