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雷帝イメージの変遷、その経緯と意味――テロルと強権政治で比較できるか O
戦後短歌史に改めて位置づけなおす葛原妙子――全ページにみなぎる熱意が紡ぐ、「自らが不在であった近代」を引き継ぎ生きなおそうとした葛原妙子の姿をとらえる野心作 阿木津 英
〈ディアスポラ〉はユダヤ的生存にのみ係る事態ではない――〈ディアスポラ〉は「世界」の変革であると同時に、「自己」の変革でもある 合田正人
長く退屈な時間を超えること――「生きた時間」の重さ 梅本洋一
言葉そのものが語りかけてくる詩――トロムソの街を歩く詩人の身体と、その内部で動き続ける言葉は時間も空間もあっけなく越えて進んでいく 川口晴美
異界がもたらす「再生」の文学――「物語」の育成に心血を注ぐ優れた園丁・梨木香歩が届ける幸福なオルフェウスの物語 佐々木美和
闇から闇へと隠滅されたであろう数々の事実を暴きだす――アフガンに直接関わる関わらないは別として一読すべき書 金子民雄
伝聞や傍証などをもとに、中井正一の生涯を細部まで丹念に追及――思想的な解釈はどのように行なうべきか 鈴木 正
持てるものをすべて投入し身ひとつで支援にのぞむ――経験を愚直に積み重ねていくことの大切さ 編集部
物語詩といってもいい貌をもった詩集――鮮烈なる「生」を喚起する膂力 皆川 勤
〈社会から離れた独自性〉の極へ――「障がいのある子が主役になれる場」を夢見て 高岡 健
済州島の悲しい出来事と歴史の超え方を示唆する――切なさがいつの間にか逞しい気持ちへと変わる 李 修京
静謐のなかにも熱い情感を湛えた物語――激しく変転する時代の中で深い家族の有り様を示し、わたしたちの心奥を揺さぶってくれる 村木 哲
安易な「啓蒙」批判を戒め、きわめて啓発的――ドイツ啓蒙主義の独自な発展を示す 初見 基
意識的な生の現在的困難さ重信房子のアラブ行きは、宿命という他ない 三上治
現場に身を置いた貴重なパレスチナ運動資料――日本赤軍総括はどこまで語られたか 藤田進
ビートルズ世界同時リマスター化 その賞味法――ビートルズ大学 紙上講義 宮永正隆
政治少女から人権派弁護士へ――大谷恭子氏(元早大ブント・弁護士)に聞く 60年代・70年代を検証する 大谷恭子 (聞き手・小嵐九八郎)
スピノザ、ドゥルーズ、ネグリを明快に説き直す――マルクスへの信頼を取り戻す、熱意ある論究 表三郎
見えているものの奥に何があるか――様々な表現が洪水のように生まれてくる中で、言葉を使った新しい表現の方法を常に探っていきたい:第59回H氏賞受賞者 中島悦子氏インタビュー 中島悦子








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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