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永久歩行者、流動する自由――谷川健一・大和岩雄 責任編集「民衆史の遺産 全15巻+別巻」(大和書房)刊行によせて 谷川健一
あいまいな監視は権力の重要な性質――通俗的な監視社会批判が参照する二つの概念に疑義を提起 小倉利丸
ラテンアメリカの新しい文学が進むべき方向を示す道標となった――この十数年にスペイン語から翻訳された作品の中でも最大の収穫のひとつ 安藤哲行
「出版人」の態度を貫く、情熱とよぶほかない一本の筋――出版とは、重層的で多面的な活動の総体である 長谷川 一
過去と現在の往還を挟みながら、郷愁という詩情があふれている――思索することの豊饒さとでもいうべきものが滲み出ている 黒川類
明朝体はどのようにして美しくなっていったのか――活字文化を支えてきた明朝体の来歴を探る 上田宙
戦後日本は朝鮮への植民地責任を解決していない――植民地化をめぐる出来事を〈いま〉と認識する貴重な営み 成田龍一
戦後日本国家の成り立ちとの関連で原発問題をとらえる――あくまでも原発は「無条件に廃止されなければならない存在」 木村朗
日本語教育史のなかにありながら、新たな可能性も秘めた一冊――類書がなく貴重な文献ではあるが、より開けた、より深化した研究も必要 安田敏朗
個性的で多面的なアプローチで英米文学を俯瞰する――単著での研究書出版が困難になる中、奨励されていい出版の試み 吉岡栄一
人生はいつでもやり直せる――ステファン・コマンダレフ監督『さあ帰ろう、ペダルをこいで』 望月正行
「文学地理」のロマンに心が躍る――強い情熱と探究心が伝わってくる充実の一冊 横山未来子
セシウム134を検出せよ――「3・12」を、「東京電力公害事件」として明確に立ち上げるために:矢部史郎氏インタビュー『3・12の思想』をめぐって 矢部史郎
とあるスナックの片隅で――魔王と美貌の名探偵の対決のゆくえはいかに(小説風味の書評) 小島正樹
開示された内なる〈叙情と闘争〉――ついに辻井喬についての本格的な文学研鑽がおこなわれ、厳粛で説得力ある作家論がなされた 太田代志朗
インテグリティへのeditという経験、そこにユートピアがこだまする――人間はみな死ぬまでeditor。電流のように流れる読書経験が出会いを生む 小林祥一郎
危機の神学者による、気宇壮大で周到な学問体系論――ティリッヒは、二〇世紀にもかろうじて残っていた数少ない〈普遍人〉の一人 上村忠男
戦争の「両義性」への配慮と乗り越え――「反戦/好戦」は、ポピュラー・カルチャーの表出における選択肢の一つである 野上元
さもない日常に生起する小さな事件への注視――何を対象に撮っても植田の構図には独特の〈品〉が備わっている 高島直之
「隙間」に生きる人々の逞しさと人間臭さ――どこまでも流動性の中で社会を見つめようとしている 羽根次郎








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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