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「植民地近代」に生きる沖縄の主体性のありかを見出す――沖縄に生活の根を下ろした沖縄の知識人として発言しつづけてきた島袋全発 勝方=稲福恵子
社会全体のあり方を根底的に問い直す動きを周縁で発見する――学問の稀薄化傾向の中で、研究に命を賭けている研究者たちの姿が瞼に浮かぶ 戸谷 修
「危険な書物」――演劇、表現を問い続けてきた一人の舞台人が「何のために生きるのか」と問いかける 志賀信夫
革命プロセスに対する疑義が熱いエネルギーとして胚胎されている――銃殺刑となった作家のソ連・スターリン政権への悲痛な叫び 久保 隆
フリードリッヒ二世の破天荒な生き方を新たな視点で描く――近代へと進む通路を開いた皇帝は鳥類学者でもあった 黒川 類
「遊牧知」は地球を救えるか――地球環境問題に対する学問体系創りの第一歩 中尾正義
本物のアクチュアリティーに到達するために――三人の若手研究者たちとの真摯な対話から見えてくる現在の課題 村上克尚
例文豊富、本格的な和独大辞典――明治時代から今日にいたるまで、これだけの文学作品を例文に用いた辞書はほかに知らない 鈴木 直
イタリアの〈マルクス主義の危機〉論争は高水準の哲学論議としてあった――『資本論』を歴史哲学と呼んだラブリオーラの主著が邦訳 中村勝己
1984年という、時代の鏡に映ったボイス――ボイスを軸にした80年代の日本がうっすらと浮かび上がって見えてくる フィルムアート社・構成
イルコモン、大事――「健全」なコモンはもういらない 栗原 康
長生炭鉱の歴史は凄惨な戦争と強制労働の実態を物語っている――犠牲となった朝鮮人の悔しさの記憶を刻み込むために 李 修京
強制連行、強制労働、民族差別の歴史を実証的に検証――強制連行と在日朝鮮人の歴史的存在の関連をどうみるか 亀田 博
詩人たちと「にほんご」の場を共有しつつ自分の中の「にほんご」も揺さぶられる――スリリングで可笑しくて面白い、詩人ふたりの自由で爽快な言葉のやりとり 川口晴美
近代文学作品において「無意識」はいかに表象・欲望されたのか――対象、方法、姿勢において一貫した考察と歴史認識に裏打ちされた魅惑の一冊 大國眞希
アーレントの両義性に正面から取り組む――「祝祭」を核とした斬新で魅力的な読解 宇野重規
自らが語る対象を定義しない「批判」は、その対象そのものに足元をすくわれる――「書評」に明確に現れる、現在支配的な傾向 松本潤一郎氏の「書評」(2960号)に応答する 佐藤嘉幸
グローバリゼーション考において現代哲学の参照は不可欠である――概念に基づく実践の限界を意識化し克服するために 御子柴善之
「黒滝文献考証学」を貫いた渾身の社会思想史研究――「初期マルクス」からヒルファーディングに収斂する歩み 相田愼一
浮上する「政治」の問題――政治的・社会的な面でヨーロッパはまだ統合されていない:特別寄稿 ギリシャ財政破綻をめぐって 重光哲明








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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