書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



ブックジャケットの「力」と「美」、さらに魅力的な本の世界に向けて……日本図書設計家協会主催「第1回 東京装画賞」開催によせて 秋山孝×宮川和夫
解剖学的なアプローチで対象に迫る、建築、絵画、文学の諸事例を論じる――18世紀を語りながら、現在の各地の具体的な建築破壊の場面をも想起させる 五十嵐太郎
飢えと怒りと、宿命の翻弄の嵐――戦争と飢えを縦糸に、家族や友人たちとのあいだの些細な違和の感触を横糸に編まれた反復する物語 今福龍太
行き止まりの中で映画を撮ること――モンテ・ヘルマン監督『果てなき路』 田辺秋守
四つの黙示思想をとおして、日本人の実存的自我のありようを追求――われわれ自身の内面に目を向け、閉塞した思想状況に一石を投ずる 小松功
昆虫や自然を愛してやまない人々の想いが詰まっている――昆虫採集愛好家だけでなく、反対派にも是非手にとってほしい 横山潤
多様なデータを満載した、森林保全問題の格好の入門書――地球環境保全に向けて広範な議論が求められている 山田宏明
戦争期が放つ表現位相の難しさを露に――文学表現が足枷の状態にあった昭和の戦前期までを時間軸として京都の文学的相貌を照射する 植田隆
時代の急流に押し流されていった幾つもの人生を掬い上げる――「ウォーホルの60年代」には、あらゆる人の60年代が凝縮されている 松崎未來
災害はその後の文学の方向をどのように変化させたか――三陸沖大地震・関東大震災の諸文から、何を学ぶことができるのか 北川惣次
「懐古物語」の枠に収まらないアクチュアリティを帯びる――詩人・政治家セゼールの長く複雑な営み 星埜守之
2011年美術界回顧――私たちはほんとうに「人間」なのだろうか 福住廉
「孤独な敗走」が形作るループが描くもの――「体系」があるなどという振りをするのは頭が悪いか、不誠実かだ 鈴木創士
根源にまでおりてゆき、徹底して自らの資格で写真を思考する――世界との出会いが写真家に写真を掴み取らせる 日高優
異才の出発期、その傲然たる矜持を見よ――初恋の少女に殉じた自らの少年期への痛切の挽歌 福島泰樹
四人で行われる交換殺人、君は真相を見抜けるか?――「法月もの」長篇初、人工性と技巧性が軸になった作風 飯城勇三
いかに自らの欲望と向き合うかを問いかける怪奇幻想小説――人が持つ食への歪んだ欲望へ回帰した作品 蔓葉信博
〈今〉と向き合う英語文学マップ――この十年の世界がいかに表象されてきたか、地域と時間のすみずみの具体を漏らすことなく捉える 栂正行
「吉本思想の公共的理解および応用」のための土台づくり――『共同幻想論』には、依然として〈未知〉が在り続けている 久保隆
「その人らしさ」を目指した新たな意味・文化の創造という力――「認知症」から透かし見えてくる人間と社会の光景 南山浩二








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約