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史料の丁寧な読みから通説を覆す解釈がしばしば示される――明快な問題提起と、構造的まとまりをもちながらも多様なテーマ 江川温
時代を俯瞰できる世代の20世紀音楽史――マイノリティに関する記述も、相当の分量を配しきちんと論じられている 長木誠司
玉音放送に頭をたれた少年は、心に忠実に生きてきた――六〇年安保・「君が代」・中国問題に向き合う人生 荻野力
アトピーの娘を抱えてパパとママはどうしたのか――長くつらい日々を乗り越えた、いたわりと連帯感 山井悟
岡本太郎の思想を貫く「民族性」と「否定性」という重要な主題系――冷静で持続的な探求の優れた成果 塚原史
ヴィーコの真理論に迫る古典的著作の達意の邦訳――編訳者のヴィーコ学理解にとっても必備の書 佐々木力
平城京遷都一三〇〇年に結集された知のパノラマ――東アジア共同体への展望をえがいた大著 米田綱路
旅行記と自伝とを組み合わせた長編小説のような文学史――「文学史」のステレオタイプを軽々と飛び越える力作 長岡真吾
古典SF研究の第一人者が示す「もう一つの文学史」――文学史の枠組みの再考、さらには「近代」そのものの評価軸に、訂正を迫る 長山靖生
「技」としての政治――出来事の「動き」に寄り添う論集成る シリーズ「政治の発見」(風行社)をめぐって 対談 杉田敦×宮本太郎
裁判で命まで奪い得る「真実と確かさ」があるのか――永山則夫の弁護人が死刑制度の根底を問う とよだもとゆき
来るべき公共性に向けて世界を開く――公共の事柄を共に考える政治的想像力を喚起する試み 五野井郁夫
追悼:エドゥアール・グリッサン 「闇の歴史」を文学で表現することを使命として――混淆を常態とした世界のヴィジョンを構想した哲学者 中村隆之
欧米のメディアを「操縦」した広報外交の実態を解明――黄禍論対策の情報戦を日本はいかに戦ったか 米田綱路
日本の高等教育研究を集大成したアンソロジー――研究蓄積をふりかえり、新しい研究視座を提示する 「リーディングス 日本の高等教育」全八巻完結によせて 橋本鉱市・阿曽沼明裕
通説をくつがえす、柳田国男の中の〈東北〉――民俗学の原点にもどり日本民俗学を見直す土台に 錦仁
無意識の中へ降りてゆく、ぞくぞくする旅――幻視に次ぐ幻視の驚嘆すべき光景に出くわしつづける 北爪満喜
「文化とは何か」という本質的な問いへと繰り返し立ち戻っていく――セゾン文化における文化と芸術と事業の関係とは 若林幹夫
「思想史」という取り組みに対する新鮮な視覚を提供してくれる――「語りえないもの」がいかに語られ、あるいは語り損なわれてきたか 村井則夫
伝説の「実話作家」、三度目の復活――文学の力、フィクションの魂がある 谷口基








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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