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反転する絵画の理想と限界――イメージにうごめく魅惑の運動体を研ぎ澄まされた感受性によって描き出している 二宮望
二つの「冷戦」と香港――崩れた一国二制度の前提 川島真
路上から生まれる美――写真家・甲斐扶佐義の特異性をめぐる評論集 村澤真保呂
気持ちのいい会話の応酬――「じゃじゃ馬」が自分らしく生きていくと決めた時、どんな世界が広がるだろうか 竹松早智子
探偵行為という科学的思惟――文学による科学史の試み 藤元直樹
あるべき選挙制度を探る好著――多様化が進む社会では多党制が必然的であり、いくつかの政党が「閣外協力」も含めて協力する政治システムを作り上げることが必要 村岡到
少女の自我の芽生えと自立に向かう葛藤を描いた思春期小説――近代への過渡期にある朝鮮の風景を分かりやすく見せてくれる 大竹聖美
演劇教育を越え、応用演劇にまで到達する非常に独創的な実践とエスノグラフィー――研究論文としての緻密さを持ちながら、まるでドラマを見ているように描かれる 高尾隆
「聲」の刻印、「字」の刻印。――国や人種、あらゆる境界を越えて、一瞬にして魂が震え、通じ合う、ヒト、モノ。 神泉薫
デジタル言説における肯定的な「神話」を解体――日本の若者にとってデジタル接触は個人のひいては日本の魅力を促進するアクセルなのか、格差や問題を生み出すブレーキなのかを考える良き出発点 松下慶太
神と人と煩悩、そして政教問題――色欲や金銭欲にまみれた宗教者たちの悲喜劇が展開 桑島道夫
追悼 瀬戸内寂聴 齋藤愼爾/玄侑宗久
伝記の向こう側へ――「生を書くこと」の本来あるべき多様さ、自由さに気づかせてくれる作品 益敏郎
「海外ルーツ」の子どもへの支援をとおした新しい社会づくりのための呼びかけの書 矢野裕俊
30年以上に亘る活動の軌跡――小川洋子ファンだけでなく、「小説って何の役に立つのですか」という疑問を持つ人に是非読んでもらいたい一冊 高根沢紀子
生徒の「感性」に寄り添おうという思惑と、「マーケット」の力の絡み合い――われわれが自明として学んだ「国語」に一筋の亀裂が走る可能性を秘めた書 中山弘明
「言語が先か、心の理論が先か」という議論に決着をつける――「思考かコミュニケーションか」という問いをほとんど無効にしてしまう主張を展開 守田貴弘
母子間、夫婦間に必要な「適度な距離」――「母親であるということは、自分の人生の一部であってすべてでは」ない 室沢毅
「論理的」であることの基準は普遍的なものか――フランスの論文構造と授業の分析からみえるもの 細尾萌子
哲学は何もバカにしない――「問いの立て方」という点で、哲学は有能だ 永井玲衣氏インタビュー(聞き手・はるちん)








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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