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「手」は行為する――接触が特別になった今だからこそ、あらためて注目される「手」 酒井朋子
自分が死ぬ日を告げられたら、どうする?――死者と、今、そしてこれからを生きるものたちの繋がりのイメージが提示される最後の数ページは、淡い光に満ちている 秋山佳苗子
私たちは倫理についての議論を必要としている――「救命数最大化の原則」を軸に議論を展開 熊坂元大
文学、農業、宗教を体系的に論じるために――カオティックな時代を生きた宮沢賢治の新たな肖像 岡村民夫氏インタビュー(聞き手:宗近真一郎氏)
この国の戦後史をひた歩む〈行為〉の人――被災者として、母として、キリスト教者として 田中綾
アメリカ障害学の創設者であり、ポリオと交通事故のサバイバーでもある自身の「社会‐自叙伝」――自分を再発見していく個人史であると同時に、障害者を決して統合しようとしない社会の活写でもある書 西倉実季
倫理学的見地から生体臓器移植にメス――移植医療の現実を熟知した著者が、生体臓器移植でしか救えない人を救うために倫理学的見地から移植を後押しする 山本史華
感情をめぐって考えることのワクワク感を広げる――着眼点の新奇性や視野の広さも見逃せない 太田雅子
雑誌や新聞に至るまで博捜した、実証的な研究――本書の方法は良質な研究モデルを提供するにちがいない 石井正己
一人の朗読者が誕生し、言葉を獲得し人生を発見していく――言葉を通して私たちは空高く自由に舞うことができる、そう信じさせてくれる一冊 森山恵
古代ギリシアの「ポリスへの愛」を範例として、国家への愛のかたちを捉え直そうとする試み――古典に自ら応答して語ることで政治哲学の可能性を切り開く 奥井剛
常識的な考えかたについて、疑いがあることをよく理解しつつ、あくまで擁護する 有馬斉
イメージがたどった一生の歴史的プロセスをたどる――今日の人類学的な美術史に接近しつつも、スペシフィックな歴史的・美術的事象を論ずることに成功 遠山公一
人間が植物や動物と並置される世界――第一次世界大戦におけるヴェルダン戦の地獄絵図とオート・プロヴァンスの牧歌的な情景が交錯する物語 梅比良眞史
オルタナティヴな「戦後詩」を描き出す試み――著者の仕事の集大成とも言える、迫力に満ちた一冊 奥間埜乃
感情を歴史化する可能性や課題などを提示――将来性のある方向性として、社会構築主義と普遍主義を架橋しようとする試みが紹介される 石井香江
スペイン文献学の底力――三宗教徒がイベリア半島でいかに共存していたか、膨大な史料から見せつける 大楠栄三
心理学的なアプローチによって生物学者たちの「生態」を描写する――科学論争を内在的な視点から評価する科学哲学研究の優れた実践例 松本俊吉
現代美術の根幹である「百人百様の作品のあり方」を追う「北美」の世界に惹き込まれる――主観と客観の双方を携える研究書でありながら、非常に分かりやすく、読みやすい 宮田徹也
言葉が踊る幸福感――ヴァルザー文学が持つ「とりとめのなさ」とはなにか 対談 新本史斉×若林恵








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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