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戸坂潤と彼をめぐる哲学者群像を鮮やかに描く――反ファシズムが必要ないまこそ読まれるべき一書 三輪智博
日本海軍軍令部、外務省などが展開した世界各地での情報活動を詳細に描写・分析――綿密な調査に基づく貴重な新発見が随所に見られる 田嶋信雄
正史には書かれない、庶民の歴史――ヤミ市は日本の戦後復興の担い手だった 堀江朋子
「慰安婦」問題が本来のテーマから離れていく事態に陥った経過を追跡――自らが「暴力」に与していないか、不断に振り返るために読まれるべき本 河かおる
「ゲットー」の謎に挑む――語源について斬新な仮説を提示 藤内哲也
自意識のドラマ――歴史的史料としても読める貴重な短編小説集 大浦康介
芸術論を超える芸術論の構築を目指す――他で聞いたことのない魅力的な切り口の論考 宮田徹也
「人間」と「土地」の写真家・奈良原一高――写真を問い詰めていく長い旅が匂い立ち、きわめて緻密な文章で、いっさいの無駄を感じさせない巧みさに息を呑む 増田幸弘
日中韓の豊饒な昔話の世界に接する――最も共同体に関わる物語が、微妙な差異を生起させている 村木哲
九鬼周造の「ことば」の哲学――日本哲学研究の第一人者が主要著作を読み解く 寄川条路
「音楽」を懐にあたためること――ジョン・ケージと録音物をめぐる矛盾を考察する 渡邊未帆
一日一組限定の、いつもシアワセ気分にさせてくれる赤坂のフレンチ「FOND」――コンタドールが最高の状態で飲めるレストラン 大野秀樹
「途上」こそが信仰のありようなのではないか――サンティアゴ徒歩巡礼を「途上」という様態として捉える 梶葉子
俯瞰の愛――ウニー・ルコント監督『めぐりあう日』 睡蓮みどり
時代の思想への鋭い問いとなりうる市民的公共性の視点――改憲が「公共」を市民からますます遠ざけようとする今こそ熟読されるべき書 植村秀樹
ショートスパンの思考を抜け出す――ロングタームで解釈しなおす行為の連続という人文学の使命を実践 山田雄三
真実は常に薮の中――因果関係では説明できない不条理な世界 増本浩子
ヴィクトリア時代の人情味あふれる好短編集――人生の深淵を浮き彫りにさせている 立石弘道
語り部たちが発する流転の物語――イタリアのアルバニア系作家が描く「移動する人々」 土肥秀行
『資本論』のパラドックス――それは資本のパラダイスを脅かすのか? 佐藤淳二








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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