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アブラヤシ農園拡大が生み出す土地紛争――ケーススタディーから紛争の諸相を浮かび上がらせる 岡本正明
被災地の霊的体験はどのように位置づけられるのか――物理的ではなく「物語的現実」として死者や霊を捉えようとする 金菱清
空間の変貌を読み解くための道標――アンリ・ルフェーブルの「空間の生産」論とミシェル・フーコーの統治性・生権力論に依拠しながら論じる 西川純司
あの社会主義体制とは何だったのかを回顧的に省察するのには格好な書物――現代社会の中での社会主義の展望は読者各自に委ねている 石川晃弘
エクリチュールの時間が「原型の戯れ」でめぐり会う――視覚を研ぎすませた文体で、構築・写実・抽象が交叉 宗近真一郎
「人格」や「尊厳」といった概念を軸に、「人間になる」とはどういうことなのかを問いかける――本書が問おうとしているのは、最終的には読者自身 谷塚巌
覚醒しながら夢を見ているかのようなビジョン――ミルハウザーの物語を読んだ後、世界は微かにその姿を変える 岡嵜郁奈
割り切れない感情を掬い取るのは「物語」だ――切迫感や緊張感がみなぎり、読む者の胸を打つ 渡邊真里
デカルト研究の世界的権威による、一見奇抜なようで、その実斬新で正統な入門書 今井悠介
東京の「変化」を「内部」から撮る――その「変化」を撮れない写真はただのノスタルジーだ 初沢亜利氏インタビュー
後期資本主義社会で我々はいかに生き延びることができるのか――2冊で指摘されるのは、私たちにとってあまりに馴染み深い現象ばかり 紫藤春香
「書く」という行為の根源に「顔」を見出す――批評は作品にむけられる「暴力」と何が異なるのか 石川義正
「自由な操作」としての「読み」とは何か――もつれあったテクスト群をひもといてゆく 高橋優
「殉教」を軸に読み解く現代イランの国家、「軍」、そして集団のメカニズムの変容 吉村慎太郎
流動するもののなかでの変化や抵抗について考察するということ――一貫した「流れ」のようなものがあり、一冊の本として非常によくまとまっている 杉田敦
社会的包摂を目指した学校教育のあり方――日本語教育の現状と課題を明らかにしつつ、ニュージーランドでの英語教育と比較することで知見を整理し、学校教育の制度イノベーションに向けて提言を行う 奥田久春
「飛ぶ」ことをテーマに――人間の精神活動全般を「異世界(異次元)との接触」として「説明」しようとする試み 佐々木啓
日本の古代から現代までのボールゲームを通史的に描いた初の試み――ボール製造技術の歴史に詳しいのも本書の特徴 功刀俊雄
楽園はいまここに――私たちは言われなくともすでに日々をそのように暮らしてもいる 高桑和巳
現代SFのよい見取り図――SFに親しんでいない読者でも楽しめるだけの間口の広さ 倉田タカシ








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『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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