書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



農事と土と自然のすべてが身体に滲み込むということ――髙村薫の新境地 大野秀樹
移民・難民問題がグローバル化するなかで、時宜を得た普及版の刊行――これからの移民研究に必携の一冊 三輪智博
日本映画史再構築への深い情熱が感じられる――今日的に重要度の高い問題を提起 鈴木義昭
「保守思想」をもとに展開されたラディカルな批判精神――「批判的ウィーンモデルネ」の代表的人物、カール・クラウスの政治思想を析出する 吉野実
うつ病の研究史から病跡学や治療法まで――現代ロシアの研究と臨床の観点から紹介 久野康彦
新たな社会運動論の展開を試みた労作――「「アクティビスト」として生きるとは」という問いに迫る 大畑裕嗣
そこに対話が存在するか――タゴールの思想を軸に据えながら、若者の教育の重要性についての対話が繰り広げられている 下沼英由
島村洋二郎の人間を愛する芸術の本質と触れ合う――我々日本人の心は今でも貧乏人だ 宮田徹也
指をめぐる掌編小説集――「奇跡のような一瞬一瞬」をゆっくり味わう 梶葉子
定番の幻獣を追い求めた、真実味たっぷりの標本――抑えきれないロマンチシズムがにじみ出ている 山下久
一葉が紡ぎだす明治中期の吉原遊郭周辺の人々の暮らしと佇まいを描出――一葉の作品世界の情感と、千明初美の漫画的表現が、見事に共振、共鳴し合う 皆川勤
疫神と福神、両義性をもつ神――長年にわたってこの災厄除去の民俗信仰に関心を寄せてきた著者の論文集 櫻井龍彦
ビルマ民主化に至る「生みの苦しみ」の記録――獄中で、海外で、格闘した若者たちに光を当てる 根本敬
バウマン社会学の方法の書――社会学的な思考実践のヒントを提供してくれる 奥井智之
中東・北アフリカ地域の音楽と芸能についての論考集――エッセイの趣を持ち、どの章からも気軽に読み進めることができる 青柳孝洋
〝無〟をめぐって思考する旅の軌跡――〝無〟をめぐる作家論、思想家論集 黒川類
アイルランド演劇の「現実と喜び」を体験するための、優れた指南書――原作としての戯曲も是非読んで欲しい 三神弘子
二一世紀に響く「ユートピアの声」――ペレストロイカ期からポスト・ソヴィエト時代までの数多くの証言者の声で編まれた一冊 室生孝徳
「一国一工場」の源流を考察し、その将来的克服を示す――ロシア革命百年の現在、「非政治的国家」概念を捉え返す刺激的な論考 石塚正英
読み終えた後も、また物語の最初に戻って、読書の快楽に浸かりたい欲望に駆られる――南仏を愛して止まなかったレーモン・ジャンの最後の作品 桑原隆行








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約