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刑事裁判で誤判・冤罪が生じ得る原因を追究――事件当時「そこに・あった・事実」と一致するかどうかを見極めることが求められる 辻本典央
生活水準の複雑さと対峙する厚生経済学――時に混同される場合もあるベーシック・ニーズとケイパビリティの違いは、本書を読むことで正確に理解できるようになる 村上慎司
境界を塗りつぶすささやかな身ぶり――川和田恵真監督『マイスモールランド』 谷昌親
未発表の挿絵で読む『鏡の国のアリス』の新訳――『アリス』の翻訳史に新たなる一ページが加わったことを喜びたい 吉本和弘
読者をどんな時でも迎え入れるもの、惜しみなく与えるもの――読書とは、自分を譲り渡し他者を受け入れる練習ともなる 森山恵
同盟の形成を促す要因は何かという問題を追究し、画期的な足跡を残した本格的な研究書――あまりにも時宜を得た「必読書」の邦訳 石川卓
自民党政治の動態と深部に挑んだ大作――政党と議院内閣制の緊張関係に独自資料で接近した重厚な成果 小林悠太
浪花節が消えた大阪 分断する維新の政治――人間の尊厳を旗印に掲げオール大阪の再結集を 冨田宏治氏インタビュー
エリートに任せていれば「平等」は達成されるのか?――様々な切り口から不平等を検討することによって日本の実像を浮かび上がらせることに成功 秦正樹
好きな人が「ポリアモリー」だったら……?――リベラリズム的な価値観に支配された現代の恋愛における人との「距離感」全般を問題にした小説 紫藤春香
日々の暮らしと人々のいとなみを愛した画工・鏑木清方の記念展――「没後五〇年 鏑木清方展」(@東京国立近代美術館、5月8日まで) 平井倫行
ベンガル語詩人としてのタゴールの魅力――インドの文化や広くアジア文学の豊かさに触れることができる 外川昌彦
ジッドの「面白さ」「新しさ」に出会う――ジッドを読んだことのない世代にとって貴重な導入の書 西村晶絵
その先のヒロインへ――台湾文学の現在を楽しむことのできるアンソロジー 濱田麻矢
国民文学から世界‐文学へ――アフリカのイメージを改める文学からの抵抗 対談 中村隆之×粟飯原文子
コンゴはどこにでも存在する――誰かのために生きることの他に、自分のために生きる道はないという矛盾と必然性 仙田学
ALLY(アライ)であることを当たり前にするために――少しでも理解しあえるといった関係性をかたちづくることは切実なこと 宗近藤生
“隠されたもの”、“抑圧下の人々”への志向――人の移動やヨーロッパを描くことでラテンアメリカの地域性・地域文学の枠を脱する 石井登
「今」を感じさせる歌集――ページが進むにつれて、歌人の生きてきた世界が紙面の向こうに浮かび上がる 木下朋子
〈文学〉が戦争と関わるときの陥穽――世界戦争という巨大な現実には、やはり「小さな視点」をもって対峙したい 中山弘明








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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