書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



「浮世草子」怪談ならではの『御伽百物語』の魅力――入念な注釈は大変な労作 近藤瑞木
「闇から光へ」、「死から再生へ」と向かうケルトの人びとの不屈の想像力――ハロウィンの古層にあるものとは何か 野口良平
清張文学の「大きな功績」――「大衆性」と「庶民性」の正体を見る多角的な論点によって結ばれる松本清張像 尾崎名津子
もう一つの古典史観を構想――時代の文脈に定位することで保田の再評価を迫る 石井正己
新たな文学史の可能性を感じさせる――「省筆」とは、「書かず」と明記することによって、読者に「書かれない」の存在を強く意識させる修辞法 中川照将
メディア文藝の境界を認識せよ――今、アニメは文学として、研究対象として耐えうるものになっている 世叛
秘事は睫なミュージアム研究の新地平――現代メディア論を援用した新たな理論的枠組みの素描 石井拓洋
人間が神になるというのはどういうことなのか――『銃・病原菌・鉄』と『シンギュラリティは近い』を合わせたような本 中島秀之
共感・共創の時代におけるモダニズムの記憶――槇文彦による槇文彦論以外の何ものでもない 彦坂裕
生の身体へ射す「救いの光」――『密室論』の現在と近所 中尾太一
自衛隊の“不測の事態”は特別裁判所なしに裁けるか――日本における軍司法と軍法会議の生い立ちを詳述 西川伸一
老いの現実という重いテーマを軽やかに――文字に憑依する筆力に圧倒 寺田操
「葉裏のキーボード」の悦ばしい作動――比類なき詩人、藤井貞和の復活の書 野村喜和夫
全国とは異なる「新潟の奇跡」はなぜ生じたのか――政治に対する市民参加の「プロセス」を具体的に書き留める 南島和久
憲法危機の在処を「不磨ノ大典」論に見る――改憲が現実味を増す現況において必読の書 林尚之
愚直なまでの行動力、あふれる熱い詩情――「知られざる戦後史、文学史、社会運動史」の優れた実践の書 越川芳明
「情報倫理とは何ですか?」――その問いに対して、今日の情報社会に生きる人々からどのような答えが返ってくるのであろうか 折戸洋子
天皇陵を「天皇墓」と捉え直し、その通史に取り組む――各時代の墓制一般との比較を重視しつつ論じる 外池昇
「朱子学の可能性」を最大限に評価――西洋政治思想と朱子の思想の近接性を解き明かす 井上厚史
二人がいかにして日本探偵小説を構築していったのか――目配りをしているものは非常に幅広い 諸岡卓真








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約