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昔話の伝承は「地域の言葉」も伝承する――語る・聞く、書く・読むの間隙を埋める道筋をつける諸論考 村木哲
「反劇的な」諸要素によって構成された「劇映画」――福間健二監督『わたしたちの夏』 阿部嘉昭
現代のジェノサイドはどう捉えればいいのか、いかに防げるのか――個別の紛争研究をジェノサイド研究という枠組みに統合する意図をもつ 矢野久
脳の機能における「一般法則」を提唱――科学者の姿勢を問い、脳のモデルの変遷が、人間の社会活動、コミュニティの中で形成されるものであることを教えてくれる 菅野康太
1970年代の近代建築批判とは何であったのか――そして、「建築少年たち」は大人になれたのか 松隈洋
「夢」や「希望」ではない宇宙開発の実像を描き出す試み――アジア諸国の宇宙開発が詳細に論じられているのは大きな魅力 細谷雄一
分裂を苦しまない幸福な視線――自分が惚れ抜いた文学者の世界だけを、読み解くこと、位置づけることに力を尽くした梶木剛 北川透
まさに樺太の純粋少女を見せてくれる――自分の中に流れている母の血と性格との格闘を描き切る 工藤正廣
心の通い合う地域を創る労働運動――大和田幸治氏(港合同)に聞く 60年代・70年代を検証する(第20回) 大和田幸治(聞き手・小嵐九八郎)
世紀をこえて明らかになる稀代の政治家・思想家の性格と行動――日本語で書下ろされた一つの文学作品として読まれるべく、文体に工夫 『バンジャマン・コンスタン日記』を翻訳して 高藤冬武
アートの最も原初的で普遍的な源泉としての声と身体にたちもどる――プリミティヴな美の表現に対する細やかな感受性に支えられた探求心 渡辺公三
現代インドの女性たちは何を選択し何を模索するのか――インドに関心を持つ研究者以外の読者にも強く推したい 栂正行
諸問題の中心にあるアメリカン・グローバリズム――利潤決定式と呼ばれる一本の基本式から展開して重要課題を解明 櫻井公人
ピンク映画館には活気あふれる映画人の作品が輝いていた――出演女優や男優、監督たちが語る日本映画史 皆川勤
答えのない世界で生き続けることこそアメリカ的現実である――アメリカのユートピア的時空間が幅広い文学ジャンルから考察される 麻生享志
「木は鳴いて寝る」と彼らは言う――一人ひとりの木地屋が全き人格として、木と向き合う姿がそこにある 竹内雅文
イデオロギーとユートピアを一つの概念枠でセットとして捉える――相互の螺旋的好循環をはかるよう努めることが課題とされる 柳内隆
東シナ海の首飾り――神と人とが近い場所で暮らす島々を舞台とした物語八篇 中沢けい
探偵小説史の常識を覆すスリリングな論考――本質的かつ内在的な問いかけを持つ読者は避けては通れない一冊 小森健太朗
当事者としての介助者――「障害当事者」の視点を踏まえながらも、これまで脇役であった「介助者」にフォーカスする 荒井浩道








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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