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私的な選挙?──議論が起きないように設計されている、日本の選挙制度 想田和弘(聞き手・中村一成)
男性身体史を切り拓く──史料的価値、方法論、あらゆる意味で刺激的な本 海妻径子
まだ、胸の震えが止まらない──ミゲル・ゴメス監督『熱波』 小滝香蓮
永年にわたった現地の旅による体験を通して、チベットの今を詳細に解説する──チベットが直面している現実は大変厳しいことがわかる 金子民雄
東日本大震災を報道した地元メディアの現場からの自己検証──当事者性をもったジャーナリズムはどうあるべきか、報道の倫理をも問う 吉野実
霊流に満ちた世界を描出──今の世にもっとも足りないものを、身を捧げるようにして書いている 井坂洋子
主にマンハッタン計画をもとに科学者の責任を詳細に分析する──著者の主張する「広い見方」には、現代的な課題に応用できる多くの示唆が含まれる 藤垣裕子
吉川惟足の思想と行動を内在的に理解し、今後の神道研究の新たな方向性を示す──関連文献の徹底的読み込みで、吉川神道をめぐる主要な問題を取り上げ論じた研究書 高橋美由紀
上官の罪をかぶり、非業の死をとげた学徒兵が書籍の欄外に残した想い──「軍中央」の破廉恥行為は、枚挙に暇なし 川成洋
小説というものが鏡に映った姿──この再帰的性質を持った小説に、全く同じ性質の持ち主である人間へ抱くのと同じ温かさを覚えずにはいられない 荻世いをら
鉄条網もまた核的なるもののメタファーである──鉄条網はいつしか民族共同体を分断し、国家間をも分断していった 久保隆
セクシュアリティをモチーフにした作品が目立った──第66回カンヌ国際映画祭レポート 大和晶
我が祖国の人々よ、「灰と泥の中からチェコの偉大さと栄光を見て幻惑」せよ!──第二次世界大戦下のチェコで静かな広がりをみた歴史小説の最良の実りのひとつ 木村英明
「荒れる教室」克服のカギは、授業技術の向上──「模擬授業研修」で、子どもの知的好奇心を引き出す授業体得を 山辺裕之
音楽、文学、落語、歌舞伎など、優れた〈芸術〉に溢れた六〇年代の鑑賞記録──いかなる分野であれ、著者の心を動かすものに対して批評をする、という姿勢に貫かれている 安原眞琴
決して単線的ではありえない、井伏の「作家的円熟の道程」を照射──井伏を長年論じてきた東郷自身の「スタイル」もまた読みどころの一つ 塩野加織
不思議な力を使いながらも不器用に日々を生きる主人公を清々しく描く
世界的な言語表現のなかで俳句を屹立させていく試み──夏石の俳論「松尾芭蕉の現代性と反都市性」が鮮烈
大塚史学の到達点と思想としてのさらなる可能性を明らかにする──グローバル化に向かって内部の「生産」をつねに現存するその「流通」に開く 中島健二
本書を読まなければ国枝史郎の全体像は把握できない──マクロとミクロの視点を兼ね備えた編者解説により、知られざる作品の価値が明らかに 本書を読まなければ国枝史郎の全体像は把握できない──マクロとミクロの視点を兼ね備えた編者解説により、知られざる作品の価値が明らかに








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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