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アクチュアルなツェラン論にしてキーファー論――対照比較文化的研究の書としても非常に大きな貢献 林志津江
「68年5月」研究の一小村への応用――カドネ村での生活を通じて「内側」から村を観察する 中村督
いっときたりとも静止することはない「占領下のパリ」という状況――善悪で単純に割り切れない人間のありようを反映している 塩塚秀一郎
日本文化を総体的に捉える事典――文化を守るということに無関心であったことに対する反省の時期がきている 対談 神崎宣武×川成洋
天皇の「思召」による功臣の国葬を対象に、近代日本の国葬制度の成立史をえがく――近代天皇制国家の下で定式化されていく「思召」あるいは「恩賜」 森謙二
「ジェルミナルのドラマ」は国民公会とパリ民衆の分裂をもたらさなかった――実証的で緻密な論証は、まことに説得的で圧巻 山﨑耕一
母親への賛歌――ナンニ・モレッティ監督『母よ、』 睡蓮みどり
「関係の絆」をかたちづくるにはどうすればよいのか――日中交流の架け橋となった多くの人物を取り上げる 室沢毅
西欧の知の源流に着目し新たな解釈の可能性を示す――ロマン主義文学の真髄を体感できる見事な評論 木村晶子
気鋭の美術史家5人によるわが国初の本格的な論集――アメリカ美術には、まだ論ずるべき興味深い要素が満ちている 宮下規久朗
政治的生涯を時系列的にたどり、その全貌を描ききる――オーストリアの政治家カール・レンナーの政治的伝記 太田仁樹
日常の風景をあらためて見つめなおす――熱くなりたくない、こだわりたくない、という主人公の声は、現代のはかなさを切実に生きた危機感のあらわれであろう 小林広一
実践と葛藤から生まれ、未来を見据えたワークショップ論――記録写真に見る参加者たちの明るい表情も印象的 中川素子
在宅ひとり死の時代が到来した――孤独が怖ければ人持ちになろう 大野秀樹
「批判を避けようとしたことへの批判」を試みる――まさに実証史学者の横綱相撲、がっぷり四つの天晴れさがある 澤村修治
保守的時間意識の可能性――過去・現在・未来の同時存在性をガイドラインに、思想史研究と現代問題の考察とを共同研究によって架橋する 小島秀信
詩人の覚悟に寄り添う――同時代の世界と文化のあり方に関心を持つ読者にもパーマーの存在を知ってほしい 小泉純一
日本人は戦死者・異常死者をどのように扱ってきたのか――全国の首塚・胴塚・千人塚の事例を示し歴史的に検証 坂本要
人間は経験の意味を共有しようと、「話し合い」続ける存在である――英国の精神分析の中核をなすメラニー・クラインの流れを理解するための手引き書 平井正三
久々の自然主義論――近代日本の思想状況との有機的関連の下に展開されている 中丸宣明








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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