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今を生きることの絶対的な意義を探る吉本の視線を掘り当てようとする――膨大な「論争」の歴史こそが、思想の巨人とまで呼ばれてきた吉本の姿を築き上げた 和合亮一
繰り広げられる華麗なシネスセジア絵巻――訳者による簡潔で的確な説明が連想の花を咲かせ、実存主義的な自己鏡像に野獣派の色彩をそえる ムルハーン千栄子
すべては蒐めることから始まる――蒐集の真価は、評価の定まった品物を寄せ集めるところにはない 木下長宏
大川周明という思想史上のタブーの転覆をめざした挑戦の書――イスラーム学の今日的地平から大川のイスラーム論、天皇論を検証 友常勉
よみがえる孤潔なる自由詩人の魂――死を意識しながらの生活のなかから、櫻井の文学は立ち上がった 長山靖生
朝鮮人の集団的な苦難の経験から新たな多言語・多文化の共同体を展望――継続する「惨事」を経験させないために、日本人は〝想像\"しなければならない 及川英二郎
昭和五十年代の東京に流れる贅沢な憩いの時間――佐藤理髪店、国鉄上野駅、都電荒川線…… 黒川類
見果てぬ夢をみせてくれる本――さまざまな現場に即してヒップはいかに有効に機能してきたか 陣野俊史
六〇年安保闘争の血湧き肉躍る実践記――巨万のデモの大多数は、東京地評の労働者であった 来栖宗孝
ルカーチ哲学思想と現在世界――ルカーチの思考の足跡を詳細に辿る 室沢毅
現在の情況へラディカルに、多彩に思考-表現する――『流砂』2010年/第3号刊行によせて 木畑壽信
丁寧に問いを立てて考え、丁寧に関係を築いていく――インプットする意識を持ち続ける必要性 熊谷晋一郎
「両思い」から生まれた風通し良い一冊――詩歌は古来からこういった楽しい「あそび」だったはず 枡野浩一
日本国憲法の基本原理のさらなる具現化と活性化――精査される立憲主義の概念 君島東彦
福祉を必要とする社会構造の当事者である私たち――「共生」という観点から福祉を考えることの重要性 梶谷真司
フェミニズム政治理論の原点へ――家族内役割と女性の構築 岡野八代
戦争にかかわる激越な「情」と脆弱な「知」の葛藤をえがく――現役の暗黒系作家によるはじめての戦争文学 高橋敏夫
来るべき新しい著作権制度とはいかなるものかを示唆する――今後情報流通制度について取り組む読者に手にとってほしい 白田秀彰
散りばめられた、きらめく真理のかけら――『ウォールデン――森の生活』と相互補完的な関係にある作品の日本語訳が初めて刊行 岩政伸治
敗戦後の挫折と虚無のなかで文学創造にのみ命をかけた林芙美子――これまで研究の少なかった『三等旅行記』と「絵本猿飛佐助」への考察が新鮮 長谷川啓








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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