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尖鋭な感性で見通す、優れた「日本論」――日本の自然や人々への共感は、極めて深い 黒川 類
大衆文化の夢から目覚め、歴史の主体になれ――歴史への覚醒の場をなす形象の座標系 柿木伸之
アメリカ大衆消費社会の深層心理、通奏低音――出現しつつあるアメリカの大衆が、どういった潜在的な意識を持ち、どのような願望を持っていたかが、ダイムノヴェルには如実に描かれている 堀江 耕
「異なる世界」を欲望するために――〈思想=活動〉としての哲学へと誘う、初期リオタールの連続講義 星野 太
心情のあわいを見事なグラデーションで描出  
政治的な側面から文学における近代化の意味に迫る――ジャーナリスト仮名垣魯文とその一派の評価の再検討に向けて 土屋礼子
当事者の声が響き渡れば、壁は崩せる――派遣・請負を考える上で必読のテキスト 北 健一
仏教を立体的に捉え直す 末木文美士氏に聞く、初の総合的エンサイクロペディア、『仏教の事典』(朝倉書店)
「国家のイデオロギー装置」から「国家の記号装備」へ――ミクロ政治の内在平面にとどまることが闘争の絶対条件 廣瀬 純
18世紀フランスの書簡体小説の新訳――1979年の画期的校訂版を底本とし、2011年刊行の最新の批評校訂版をも参照した正確で立派な翻訳 佐野泰雄
動植物の仏教的供養にも、「個」を認識しようと試みる――日本人が失念した仏教の本質の一端を再認識させてくれる 八木橋伸浩
DNAですべては決まらない――ヒトゲノムの8パーセントは昔のウイルス遺伝子である 大野秀樹
無数無名の埋もれた記憶を自らの生きる証につなげていく――再生のプログラム 連続企画「問いかけながら道をゆく」第三回展――呉夏枝「記憶をまとう」 古川美佳
閑却されてきた西鶴俳諧の魅力の再発見に果敢に挑む――「難解」を怖れないことの大切さ、作品を読み解くことの楽しさを教えてくれる書 高柳克弘
政治と文学、国家認識の接点でくりひろげられた「居場所探し」――安住の地を探し求めた近代日本の精神史に新しい光を当てる 三郷 豊
本来の仏教・本来の禅――本書によって、現代日本語は禅を正しく語る書物を持った 兼子正勝
「地域」を我が物にしようという上越市の挑戦を分析――未来への道筋を指し示す参加型の自治 河西英通
来るべき世界を開墾する人――オープンな挑戦の領野を切り拓く人文学者、スピヴァクの倫理的ワークショップ 新田啓子
カタストロフそのものである小説――暗黒状況をあくまで冷徹に書き切ったのが魅力 澤田 直
形而上学的な言語障害学に向かって――『失語症の源流を訪ねて聴覚言語聴覚士のカルテから』(金原出版)刊行を機に 小嶋知幸氏インタビュー








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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