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隠れた思想家の時代をこえた思想的生命の探究――単なる科学的観察者にとどまらず、有機的知識人の一人として未来を切り拓く実践に関わろうとする気負い、時代に切り込もうとする緊張感が、今も伝わってくる 平等文博
「批評」の抱えるジレンマがリアルに浮かび上がる――二人の音楽評論家がブログとメールで論争を繰り広げる、往復書簡形式の小説 下山静香
新たな思索の始まりへ――何かが始まるためには、何かが終わらなければならない 森一郎
マニ・ホイール・ロールズ!――「神話化された二十世紀=世界の終わり=ハルキ」に全力の返歌を書き続けてきたとも見える古川氏の力篇 丹生谷貴志
現代を生きる苦悩がにじむエンターテインメント小説――鋭い批評精神で、暗殺の世界を舞台に人間の存在の痛みと矛盾を描く 黄英治
自由と共同性でドイツ観念論と現代の問題状況を繋ぐ――「負荷をもった自己」の「プラグマティックな実践理性性」 杉田孝夫
「ぼく」が一種の悟りに到るプロセスを描く〈小さな小説〉――「風刺小説(サティール・メニペ)」の現代版である第二部が白眉 鈴木雅雄
3・11以後の危機の時代を生きる私たちに響く「今日の神学的実存」から発せられた言葉――反ナチズムの教会時代の中心として活躍した時代の論考一〇篇を収録 香芝典宏
カント的リベラリズムの理論的再構築――カントの法哲学・国家哲学を超越論哲学の枠内に適切に位置づける 加藤泰史
ブラジルに移民した「日系人」を巧みな文章表現で綴る「文字のドキュメンタリー」――日本の「生きた歴史の証言」「移民の断面像」を照射した、現代史についての貴重な書 山田宏明
真理生成のメカニズムに真正面から切り込む――多様な先行研究を引き継ぎつつも、生成という観点から、真理の生成とドゥルーズの哲学を結びつけるなど独自性が高い 三宅岳史
隠れた思想家の時代をこえた思想的生命の探究――単なる科学的観察者にとどまらず、有機的知識人の一人として未来を切り拓く実践に関わろうとする気負い、時代に切り込もうとする緊張感が、今も伝わってくる 平等文博
初心者をホーソーンの夢と現の世界へと揺曳する羅針盤となっている――現代の科学の行き過ぎに警鐘を鳴らす 入子文子
日本のアニメの独自性と多様性――アニメの物質性、そこから生まれる「動画の力」という観点からアニメーションの固有性を考察している 西村智弘
TPPは国家主権の放棄――米国的新自由主義への「組み込み」にノーを 山辺裕之
「書籍や資料を災害から守りたい」という強い想いから生まれた耐火・耐水ボックス――「ETL20分耐火試験」認定の「ガーディアン」で、書籍や資料の安全管理を:レポート
MI6の比類なき歴史書――絶えず組織防衛に奔走した結果、他国に例を見ない合理的な知恵と伝統を組織内に深く根付かせた 川成洋
谷川俊太郎、写真を語る。/『写真』(晶文社)をめぐって 対談:谷川俊太郎×飯沢耕太郎
文眞堂から刊行の「経営学史叢書」全一四巻が完結
ファシズムに屈せず現状と向き合う力――財政難を理由に医療機関への補助金などが全廃されるような「弱い者虐め」が罷り通る時世、いま必要な「アートの力」とは 宮田徹也








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■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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