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椿を通じた日本と欧州との「知られざる交流」──出島から欧州に渡った椿と、それを「仲介」したスウェーデン人学者の「秘話」 萩原信彦
仄暗い恐怖と恍惚を描いた物語──稀代の物語作家として絢爛たる実りの秋をいよいよ迎えつつある皆川博子が、一九七〇年代に手がけた単行本未収録作品を蒐めた一冊 東雅夫
「声なき動物たち」からの抗議の声を知る──動物保護は主義の成熟度を測るバロメーター 山田宏明
九州の地からも反原発の声があがる必然──長崎、水俣、筑豊、多くの棄民が生み出されてきた九州 金平茂紀
書物の光と闇、命そのものを幾多の月日をかけて掬いとった結実──破壊されることによって剥き出しとなる裸の生存の意味 菊井崇史
〈一九六八年ラディカリズム〉の世界史的意義を復権し、「新自由主義的な例外社会」への対抗的原理を提起する──悪の回路を停止し、悪のさなかで真理を叫ぶことのできる生‐政治に向けたパラダイムの転換を 友常勉
江戸時代の多彩な庶民像が浮かび上がる──視覚ばかりでなく、嗅覚聴覚そして皮膚感覚まで刺激する史料 氏家幹人
文学と美術の葛藤、「ペンと絵筆」の戦い──社会学を援用し、旧来の美術史の方法論に一石を投じる結果にもなった 山本敦子
古代ギリシアの「歴史」から歴史学の可能性を追究──ヘロドトスやトゥキディデスの歴史叙述から考える 三郷豊
人間の根源的な力を信じていればこそ、できること──体験的エピソードに根差した語り口の柔らかさが多くを物語る 寺田操
教師は「祝祭」にのぞむ──生きたことばが紡がれる現場の一回性 岡崎真紀子
記念館の建設運動時、これほど深い風太郎論を持っていたなら──世の風太郎ファンにとっての必読書となることを信じて疑わない 有本倶子
憲法の魂──歴史的認識を欠きすぎている日本:憲法特集 インタビュー 奥平康弘
新たな野生の(音楽をめぐる)思考の必要性──現在、最も重要であり非常に稀な取り組み、態度、視角が読み取れる好著 東琢磨
日本人には「敗戦処理」を行なうことができない──井上淳一監督『戦争と一人の女』 田辺秋守
「本そのものの声」がここに──参加者総計200人強、他者との相克を克服することで真理を追究する〈討論〉の実践の記録 徳宮峻
現代社会におけるスティグマの正体を暴き出し、精神医学の在り方を問う──医療全般や公衆衛生、教育や福祉などの立場からアンチスティグマを論じる 水野雅文
詩人が春を待ち望んでから、三四年も経ってしまった!──「統一された朝鮮」を実現するための切実な願い 石川逸子
不穏な謎かけ──ただ、ただ身体に通すことだけが詩の命だというように、とても読み解くことなどできない詩の言葉で満ち充ちている書物 高貝弘也
特集 辞書・事典:わが社のこの〈一冊〉    








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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