書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



詩は現実の生活と密に結びつく――ゲーテが体感した歴史、すなわち、詩の内側より眺められた「生の風景」 美留町義雄
日本の戦前から戦後、そして現在という難所を象徴的に表わしている――“京浜”は東京と横浜を連結した言葉であるとともに、工業地帯の形成とも密接に関連していた 室沢毅
ジッドをめぐる実証研究の精華――ジッドの再評価を促す新たな段階を待っていたかのように上梓された一冊 堀畑正樹
知的行為という思考の在り方から離れて、自在な思考の有様を模索――「知」から「非知」へと向かわせる指向性は卓抜だ 黒川類
謎は謎のままで――佐藤慶紀監督『新宿タイガー』 対談 新宿タイガー×睡蓮みどり
秘密の小道へ誘う――詩的な表現でないのにもかかわらず詩に限りなく近い感銘を受ける評論集 高貝弘也
ジェットセットの「生きた話」――ノンフィクション小説のように、読み手を引き込む歴史書 稲本恵子
資本主義はどのような価値を有するものか、果たしてわれわれにとって「良いもの」なのか――300年にわたる資本主義思想発展のスペクトラムを示した好個の一冊 熊倉修一
カーシェアリングの効用――自動車利用の歴史と現状から将来の交通政策を考える良書 山本俊行
中南米開拓移民者の心の言葉に耳を傾ける――かつては「移民」の送り出し国だった日本、移住者たちはどのように生きたのか 江口佳子
扱うのが甚だしく困難な題材を丹念に調査され、整理された成果が結実――戦後関西演劇についてのさらに精緻な歴史や考察が生まれていくための、貴重な一冊 永田靖
「聞き書き」を核とした調査は、個人の人生を丸事捉えて描き出す――数多くの人に、とりわけ明日を生きる若者たちに読んで欲しい 永池健二
アニメは流動し、変貌しつづけるジャンルだ――アニメに対する読者の知的関心を引き出すことに成功している 千田洋幸
熟読と博識に支えられた平明な叙述が魅力的――長大な作品に点在しているために気づきにくい水脈を拾い上げ、文字どおり列挙することで、作品に新たな光を当てている 田中智行
旧来の批判を検証し、『風共』の正当な再評価を試みる――深い議論にぐいぐいと引き込まれ、作品の謎がつぎつぎと解明される快感に溺れる 長岡亜生
一ひねりもあれば二ひねりもある起伏に富んだ物語の展開――単純素朴な意味で、きわめてバルザック的な小説である 谷本道昭
日本に伝えられた「養生」の概念とは何か――全八巻に及ぶ『養生訓』の項目を引用しながら克明に解説・解析 堀江朋子
内藤湖南研究の新地平を開く――無署名の文章からも可能な限り発掘をおこなった、待望の好著 山田智
なんでもない「もの」への記憶をいかにして捉え、どのように語るか――現代に蘇った、実学としての「スペキュラティブ・フィクション」 宿岩怜
アニメ聖地巡礼研究の出発点――アニメ作品の「舞台」となった地域の関係者が読むべき基本図書の一つ 周藤真也








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約