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いのちを奪い奪われる、その瞬間――写真を撮るということは「思い」。あの人に会ってみたい、あそこに行ってみたいという「思い」 本橋成一
思いは医療刑務所へ――人間・重信房子が原点から描かれ、膨大な説得力がある 小嵐九八郎
一人称で描かれたゾンビの葛藤とユーモア――アメリカの人種差別と公民権運動を下敷きに生まれた出色のゾンビ文学 伊東美和
台湾人のリアルな「日常」を感じる――あくまでもあっけらかんとした著者の姿勢 上村寿幸
秘境といわれる雲南は、いかなる地か――多種多様な民族や彼らの風習に至るまで、いたって詳細に説明され、貴重な内容を含んだ書 金子民雄
東アジアの民衆協同が試みられた時代の記憶――大杉栄の魅力ある実像と同志たちの役割に思いを馳せる 亀田博
これまでの女歌への痛切な問いかけと痛みを伴う豊潤なフェミニズム批評――『青鞜』創刊百周年にふさわしい記念すべき一冊 長谷川啓
〈崖っぷち〉という境界へ自分を開け放つ――生きている感覚のあやうくも力強い瞬間を掬い取ってみせる 川口晴美
幻想領域との接触、横断を通して真の世界を知るために「醒める」――叙情性あふれる言葉で物語の現在的更新の可能性、意味を問う 菊井崇史
激動の日本近代を生きたキリスト者の道のり――その思想的全貌を示す書簡・来簡の数々を集成 香芝典宏
スロヴァキアの画家が描いた挿絵と新訳で二一世紀に贈る――新しい時代に新しい表現で、アンデルセン童話と出会う喜び 天沼春樹氏に聞く、『アンデルセン童話全集1』 天沼春樹
死を書くことで現出する生の姿――対談 盛田隆二×荻原浩:テーマ競作小説「死様」をめぐって 盛田隆二×荻原浩
歩きながら、踊りながら書かれた文章の集積、通路――われわれは自分自身の橋を建築しなくてはならない 管啓次郎
世界文学を考えることは、作品の「読み方」の問題に関わってくる――生産だけでなく流通・受容のプロセスも踏まえて作品を分析 武田将明
「モノの見方」は「モノの考え方」――読む者によって機能が変化する、「現代芸術」を読み解く指南書 宮田徹也
色彩の持つ力を改めて感じさせられる――カラーハーモニーという研究分野に対して、研究者がどのようにそれぞれの理論に到達し、どのような反応があったか 面出和子
芸術的労働に思考の復活を求める――労働が生きることと直接的に結びつかないように思える時代 的場昭弘
言葉の世界への新たな窓を開く――認知と意味という視点からみて、言語はどのような特性を持っているのかを解き明かし、言葉のもつ力を構造的に語る 秋田喜代美
歴史的「啓蒙」がはらみこんだ未解決の諸問題を考える――変革・革命と政治的権力構造との関係、社会と宗教の関係 三井吉俊
読み解かれる作品の背後から、菊田一夫の様々な顔が浮かび上がる――研究と批評という演劇に向ける複眼のまなざし、方法が効果を発揮 山本健一








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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