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闘争のインターセクショナリティを求めて――他者の物語を知らずして、自分たちの歴史を本当に伝えることはできない 宮本敬子
人間形成型発展様式の重要性への自覚を促す――社会の再構築を進めるためのプロセスを指し示す一冊 横田宏樹
筆墨は剣より強しか――戦時下の蒋介石外交と米英ソの対中政策を分析 段瑞聡
「ひきこもり」も、ひとつの生き方――ひきこもりという家族間の問題が、社会問題として拡張されていく時、ことの本源から離れていき、問題の本質を見誤ることになっていく 室沢毅
現代アートの知的見取り図――「アート」の存続のためには、われわれの馴化した知覚、感性、概念はさまざまな仕方で「裏切られ」つづけていく必要がある 浅沼敬子
いま、スポーツのコーチは幸せなのか?――本書自体がまさに、見事なコーチングの実例と言ってもよい 坂本拓弥
オリンピックの背後に台頭する歴史修正主義――現代日本のスポーツとナショナリズムのあり方に警鐘を鳴らす 高嶋航
世界映画館への招待――読んで楽しむオムニバス映画史 小川佐和子
ドイツ文学のあらたな星座――問題意識の深め方、文学批評の方法論の明示、先行文献の扱い方において、水準の高さを提示するものとなっている 冨岡悦子
フーコー理論をめぐる課題を丁寧に解きほぐし、スポーツ研究へのさらなる応用可能性へと迫る労作――スポーツ社会学は、スポーツが「規律型権力」や「生権力」の装置となっていることをただ説明するのではなく、その先に何を議論するのかを見据えなければならない 竹﨑一真
何層にも重なって世界を覆い尽くし、一切の光を封じ込める「闇」を描く――内側を覗き込んだら最後、読者は湿度のある独特の熱にうなされる 関淳子
文学を「外」に開こうという論者たちの意志が持つ独特の開放感――研究手法は着実に多様化と深化を続けている 藤井光
精読と教養、読者と編集者のもたらす果実――『ミドルマーチ』未読の読者にも作品の魅力を伝えている 大田美和
スポーツについてルールの制定に関する変遷を知る――ルールの適用がスポーツの楽しみ方を変貌させていることに気づかせてくれる一冊 佐藤国正
「少年愛」はそれ自体が必ず「死」を迎える――日本近代の「少年愛文学」はかなり独特な一ジャンルを形成している 伊藤氏貴
絶望的な状況においても決して「目覚め」を諦めず語りかけ続ける声――フィクションを通したベラルーシの「現実」を伝える 東條慎生
構造的な人種差別の堅牢さをあぶり出す――アメリカ史上最も有名な人種暴力事件と、その余波をたどった歴史書 坂下史子
近代日本と向き合った多様なキリスト者たち――特定のテクストと執筆者の研究にとどまらず、名もなき多くの人々に与えた影響を検討する 麻生将
数々の作家・詩人の名前を横断していく――物語とは、ひとつひとつの断片が重層化していくことだ 村木哲
植民地朝鮮と解放後の韓国を結ぶ「否定的連続」の問題――満洲国軍朝鮮人の足取りをたどる重厚な歴史研究 松田利彦








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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