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韓国の今を生きる「私」と「君」が、何に悩み、何を願っているのか――韓国の不安定な住居問題、差別、雇用問題、経済格差等が背景に織り交ぜられている 東間小織
追悼 一柳慧
一柳さん、おもいだすこと、いろいろ、と――この列島での音楽のありかた、ひとのありかた、生のありかたをみずから問うものだった一柳慧の作品
小沼純一
16、17世紀フランス農村の生活に質感を与えてくれる作品の全訳書――公証人テラード一族の「家政書」を読み解く 増田都希
安吾が残した仕事に少しでも興味を持つ読者にとって、必読の書――出発期から晩年まで、安吾の仕事の総体を捉えようとする著者の狙いと方法は明確だ 山根龍一
批判的思考を活性化させる刺激に満ちた書――フィールドでの経験を思想的に深めていき、現代社会の危機的状況に応じる社会観・人間観の多元化を提示する 鈴木赳生
身体的構えで理解する――哲学・社会学・心理学等から堅牢に私論を位置づける知的企て 佐々木掌子
中上健次を「いま」読む意義――中上健次の「思想文学」を論じる 対談 渡邊英理×内藤千珠子
アフリカ起源の言葉を手がかりにキューバの民衆文化に分け入る――周縁から生まれる文化に関心を抱いてきた著者の変らぬ姿勢が窺える 野谷文昭
若き研究者の共感の書――僅か数年間でも、理想を追求して燃え尽きたスペイン内戦、あるいはスペイン〈革命〉に憧憬を抱いた 久保隆
日本文学研究の閉鎖性を指弾――戦後を生きる同世代の三人の女性たちの初期作品を、母と娘の関係を軸に読み解いていく 西田桐子
ひと味違う《経済学批判》――ケインズ伝作者による批評と改善案 小峯敦
ニホン幻想の純粋培養――一族のルーツがある国で、その根から生え、熱帯で育った幹や枝葉や花を描いた大河小説 福嶋伸洋
メランコリー史を初めて探索する人へ向けた最良のガイドブック――いかにして人類は「鬱」と向き合ってきたのか 網谷優司
「りんてつ」は弁証法の実践である――哲学的問答法の実践と二律背反の実現 若井貴史
「終末期」の意思決定に関する問題を検討・考察――克服すべき課題を意識したうえで、日本社会の特徴的な価値観という捉え方から、〈あるべき「終末期」の意思決定〉を展望する 秋葉峻介
分解は止まらない――野戦之月テント芝居公演「TOKIOネシア荒屋敷予想《鯨のデーモス》」(2022年6月29日~7月3日、@JR武蔵小金井駅東側高架下) 行友太郎
「言語ゲーム」がアド哲学の誕生を告げる――タウマゼイン(驚異/賛嘆)の現場に立ち会って 林洋輔
これはむしろ、大人のための案内書――幼少期の子どもがもつ想像力の豊かさを、大人はいつどこで失ってしまうのだろう 八木寧子
江戸の水害史を初めて本格的に論じた書――災害という事象を「人間と自然との相互関係」の歴史のなかで読み解く 髙橋元貴
現代社会が直面している危機への痛切な祈りが込められている――目には目を、武器には武器を、のリベンジに未来はない 梶葉子








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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