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さまざまな可能性を秘めた政治学のスタンダード・レファレンス──「インパルス・インパクト・ストラテジー」の3つが「現代政治学叢書」のキーワード 猪口孝×蒲島郁夫
遊びをせんとや──読むこと、書くことが快楽だという感じが即、伝わるという書き手として永遠だ:追悼 山口昌男 高山宏
中央対エミシの三八年戦争を描く──国家側役人のエミシ蔑視の言葉に対する怒り、権力側に協力的なエミシの族長たちへのわだかまり 堀江朋子
生命の区別、人間の弁別の問題をめぐる徹底した思索──西洋の思想は、ただ存在していることの尊厳を把握できずにいる 香川知晶
共産党武装闘争方針をめぐる60年後の真相解明──宮本無責任体制が切り捨てた同士たちを追悼する書 来栖宗孝
カフカは「非音楽的」だったのか?──「非音楽的」とされたカフカが残した最後の短篇は、我々が日常的に接している「音楽」の様相を考え直す契機 阿部賢一
いまだ読まれざる哲学者アランの実に多様な相貌を紹介──冒険的生活者の光学を批判的に検証するための前提が整い始めた 合田正人
地域住民と国家とのはざまで──駐在保健婦活動のオーラルヒストリー 山田富秋
これが戦国武将の興亡、勢力圏の変遷だ──20の合戦による領土・勢力圏の変遷をビジュアル化 山田宏明
「毒虫ザムザ」として書くこと/語ること──恩寵に抗って現代の作者たらんとした作家、中上健次 井口時男
かつて楽しんだ野や山へ出かけ、花や草をもう一度確かめたくなる──植物をテーマとした「歳時記」に、含蓄のある逸話と細密画が添えられる 川成洋
「秘密」を覗いた後の対応が日本の読者に問われている──全チベット人に対する中国独裁政権による侵略と暴虐は人道に対する犯罪 楊海英
「戦争が終わっても変わらなかったのは、お相撲と東大だ」と日高六郎は言った──日高の著者への信頼によって、語ることが奔流となって表れている 皆川勤
良く出来た講談本を読むような面白さ──様々な演劇人の勇気ある行動を通じて明治という時代、日本演劇にとっての近代の意味が活き活きと記述される 中野正昭
激しく立ちのぼるはずの「生」に対する人間としての思いはあるのか──加藤被告の言う「孤立の恐怖」の手触りがどうしても想像できない 藤井誠二
新しいキリスト像を描出し提示しようとする注目すべき試み──キリスト教の教義の内部と外部の両面からの考察 小森健太朗
匂い立つほど濃厚な時代的雰囲気のなかで、戦後大阪を代表する写真家の姿が甦る──釜ヶ崎から猪飼野、朝鮮、南島へ──不朽の作品を残した井上青龍の評伝 米田綱路
ここからなにかが始まるという確かな予感──二千年の時間を超えて思索する著者の態度に、不思議な熱を感じる 細見和之
あの劇場内の一体感、熱気はどこからやってくるのか──観劇後の劇場プログラムのような役割を果たしてくれる 松崎未來
狂気となって鳥になり、さ迷い続ける──自分の境遇を嘆く詩、また狂気の鳥となって飛び回る祖国アイルランドへの愛、そして自然の美しさを謡う詩が圧巻 清水重夫








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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