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福島原発震災を先どりした「想定外」事故の検証――ヒロシマが起点の国際的原子力推進政策を解明する 室生孝徳
平等の原理を支持する限り、動物の苦痛にも配慮しなければならない――「では、植物は」となると、さらに検討を要する課題も見えてくる 長岡成夫
文学と芸術について絶望することの不可能性――ブランショの非人称的なエクリチュールの体験を追いかける 中田健太郎
立体的な文化環境から美術作品・作家の定位を試みる――洋風画関係者の活動の意図や目的、心理が読み取れ、息遣いを感じさせる美術史の描写 佐藤道信
「イメージの歴史人類学」の試み――史料と研究文献の博捜、緻密な分析と構成、明晰で軽快な叙述、すべてにおいて秀でた圧倒的な力業 伊藤博明
移動する人びとを重層的に描く海洋曼荼羅――文明の十字路・熊野の海の文化史 和賀正樹
出版史上最大の言論弾圧事件の意味を問い直す基礎となるドキュメント――事件の発端から二四年におよぶ再審請求の歩みまで、全容を網羅した資料集成 米田綱路
誰にも侵されない、何にも奪われない体験が持つ力――川上未映子氏インタビュー『すべて真夜中の恋人たち』 川上未映子
子ども社会主義――子どもたちが大人の世界に別れをつげている。ご機嫌よう。 栗原康
「希望」とは、ただ生きて、一人一人、そこにいてくれること――あちこちにちりばめられた、珠玉のような、その人に固有の思想の破片 芹沢俊介
麻薬と陰謀によって描かれる暗黒社会アメリカの地獄絵――六〇年代のもう一つのアメリカ史が浮かびあがる 越川芳明
大衆的都市芸能の演劇史的事象が初めて明らかにされる――章の展開と共に浮かび上がる、新宿ムーランの数奇な運命 井上理恵
ついこの間までの私たちの暮しを思い起こさせてくれる――六つの短編に見る、時代を超えて描かれた豊かな人物像 梶葉子
芸術家たちが静かに語った創作の秘密が輝いている――世界各地について同様の本が待ち望まれる 志賀信夫
「暴力」を包囲する――なぜ学問は越境しなければならないのか 佐々木寛
えっ!? 百億円払って得た眼力?……画家、尹鉉植の場合 鴻農映二
石巻からの悲鳴と怒号と叱咤が聞こえる――東日本大震災の最前線で苦闘する災害医療の優れた「戦記」 井上春樹
欺瞞の時代を乗り越えるには、辛抱強く寄り添いあうしかない――脱原発は先が見えないと、焦ったら私たちの負けである 竹内雅文
本と現実が相互浸透し、時間と時間、場所と場所が重なっていく――多くの人びとが「難民」となっている経験を、どのように生きるか 東琢磨
私たちは、子どもになんと説明できるだろうか――今関あきよし監督『カリーナの林檎――チェルノブイリの森』 名取弘文








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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