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棄てられた「いのち」の「六〇年代史」をとらえなおす――「3・11」後に示唆を与えるラディカルな思想群 とよだもとゆき
世俗的な神輿に背を向けた孤高の詩人の歩み――ここまでかつての戯作者的風格を兼ね備えた詩人はいない 中村不二夫
日本人が殺されるか、エリートたちをその地位から放逐するか、この国の運命は二者択一――「原子力ムラ」の生命を維持する根本栄養素は人事である: 寄稿 「原子力ムラ」と仲間うちの論理 内藤朝雄
二一世紀視点の「未来の思想」――人類の諸問題をも洞察する未来像を構築する話題作 巽孝之
新たに読みつがれる被曝労働者の記録――深く響く福島第一の原発被曝者の証言 桜井裕三
「ケータイ」で変容する人間模様の描写は「カンペキ」!――世界規模の電子機器システムが含み持つリスクを現代人の日常生活で提示 中込啓子
かけがえのない命の強さこそが文学に託されたひとつの希望である――小さな命を懸命に守ろうとする大人たちが差し出す、手と眼の温もり 八木寧子
炭焼長者譚の伝承世界を探求し民俗学の面白さを伝える論集――東アジア全体を視野に入れた比較研究の成果 鈴木正崇
二一世紀視点の「未来の思想」――人類の諸問題をも洞察する未来像を構築する話題作 巽孝之
歴史の過誤と向き合い未来の自己像を探る――朝鮮人の心に寄り添って生きた愛媛の人びとの抵抗の精神 田中佑雲
「仕事の跡」にふれる喜びは色あせることはない――文章職人五十年の奮戦記は信念に溢れ、清々しい 山井悟
欧米への対外宣伝や国際発信の有様を検討し、戦前期日本を論ずる――海外向け日本展示に注目して、研究の橋頭堡を提供する一方、必須の基礎資料を許される限り集約 稲賀繁美
過去の核惨事を教訓化せず起きるべくして起きた事故――経済性を優先する原発と事故の背景を解き明かす 米田綱路
ドレの絵に誘われて共に長い冒険の旅へ――一七世紀の物語を、一九世紀の画家が描く 高田広行
我々が日常的に用いている「言葉」そのものの本質を腑分けして提示――日本の文化と言葉の関係が本質的に解き明かされることを、期待したい 藤田直哉
透明な神殿――傷ついた螺旋の経験から 松本潤一郎
間然するところなき縞の追跡劇――縞は産業、意匠、歴史の扉をひらく 森山明子
「偉大な世紀」の演劇――十七世紀の演劇ひいては文学全体への正当な評価と関心が高まることを期待したい 小倉博孝
アルトーについて考えうる本質的な問題の出発点かつ終着点――病者アルトーとの不可能な対話そのものとしての哲学的エッセー 大坪裕幸
今こそ求められる、素朴な感覚に基づく取り組み――本書の刊行が、もう少し早ければと思わずにはいられない 村井健








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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