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「見えない美」を追い求めて――造形論の視点から熊谷守一を捉え直す試み 石崎尚
柄谷行人に文学は回帰するか――本書のスタイルは理論の書というよりむしろ現代詩である 大澤真幸
流行小唄を支えたメディア環境――「流行歌を介して民衆と社会とが繋がりえた時代」を描き出す 菊池哲彦
うたをめぐる文化と空間の展開を明らかに――これまでの創られた伝統論、真正な文化をめぐる観光学的研究などと一線を画す 足立重和
「受容の活性化と、将来的な展開」というあらたな賢治理解の位相を提示――戦時下から、敗戦後の「教科書」における賢治受容の有様に焦点を当てる 久保隆
すべての顔を負った「パブロ・ピカソ」――どんな証言よりも淡々と、生々しさをともなって展開 町田つかさ
詩人 加納光於――稲妻捕りの詩学――富山県美術館「瀧口修造/加納光於《海燕のセミオティク》2019」展記念講演・採録 林浩平
妖怪の現れる懐かしい道――地理学の立場からアプローチする著者の新著 芹澤知広
チャペック兄弟の兄ヨゼフの反ファシズム風刺画に見る洞察力――ヨゼフ本の久しぶりの邦訳出版はチャペック・ファンにとっては嬉しい 柴田勢津子
国家犯罪に承認を与える「リベラルな報道」――十分に読み直される価値がある、その有用な証言 吉田裕
神話をもてあそび、権威を茶化し、性にまつわる妄想まで執拗に描く――百年前のラヴクラフトと『ユリシーズ』の時代の息吹 下楠昌哉
嘘に抗う――過去、そして今にある全体主義を考える 中辻柚珠
深部の思考回路を覗く――ほかの人が立ち止まることなく通り過ぎてしまうものごとの一つひとつを丁寧に、じわじわと掘り下げる 渡邊真里
不退転の「戦闘的自由主義者」(リベラリスト・ミリタンス)――「日本言論史上の金字塔」と謳われた河合栄治郎の「人・生涯・思想」を詳らかにする 川成洋
オリジナルな議論を展開する、挑戦的で稀有な研究書――音楽美学と心の哲学の配慮の行き届いた入門書 難波優輝
時代に抗う書物――闘争の鍵となるのは「演じ/演じられる=パフォーマティヴィティ」だ 助川幸逸郎
フロイトの「メランコリー」理論のさらなる精緻化とその射程――現代人の自己意識を場合によっては「隠喩」として拘束しかねない心的疾病たる「鬱」に関して実証的な精神分析的記述を与える 遠藤不比人
時代を超える単身者の倫理――恋愛未満の場所で浮かび上がる恋愛感情の、なんと初々しく魅力的なことか 田中和生
濃密な「言葉」の塊へと蒸留されたスペイン内戦――「狂気のなかで」アサーニャが自らの「強み」を発揮した傑作 渡辺雅哉
生き物の記録――意志の力ではどうにもならない「人間の条件」から出発した「ドキュメント」の書 池田雄一








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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