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文化とは「ふつう」のもの――ウィリアムズの思考の独自性が姿を見せる 高山智樹
シェーラー後期思想の全体像を丁寧に再構成する――人間学と形而上学との関連を深く探究した研究書 音喜多信博
ベンヤミンの「純粋言語」をあぶり出す――ベンヤミンを乗り越えようとするベルマンの「批評」の試み 道籏泰三
『君主論』/『リウィウス論』問題と「マキァヴェッリの意図」――政治史学と政治思想学の交差の立場からの貴重な貢献 厚見恵一郎
どのエッセイからも、どのページからも須山静夫氏を感じとることができる――アメリカ文学の研究者、著名な翻訳者、また自身小説家でもあった須山氏 尾崎俊介
『ディープ・スロート』の主演女優、リンダ・ラヴレースの人生の表と裏を描く――ロバート・エプスタイン&ジェフリー・フリードマン監督『ラヴレース』 小滝香蓮
    
戦後日本社会における象徴天皇制の成立期から展開期までを追った貴重な研究書――象徴天皇制の内実を政治史、社会史、外交史、メディア史などの各領域から実証的に分析 茶谷誠一
わたしたちは、虫たちと「同じ時代を生きている生き物」――いつのまにか四季を通して、虫たちと遊んでいることに気づかされる 山井悟
朝鮮民衆の殉教と国家権力による迫害の記録――韓国発展の根底にある、天主教弾圧への抵抗という強靭な歴史 河田宏
最初から間違っていた世界を受け容れるために――賢明でも勤勉でもないが、冷酷でも無責任でもない市井の倫理 神山修一
「理念」から遠く離れてしまった現代の出版――初めて資料として使われた書簡により、これまでと異なる古田晁のイメージが浮かび上がる 小田光雄
今をどう生き続けるか――短歌こそが、言葉こそが、おのれの日々を充たしてくれるものなのだと改めて思う 阿木津英
《魔笛》というテクストが含む解釈可能性を導き出す、オペラの読み解きの最高傑作――詩人にして民俗学者である著者の知識の大きさと発想の意外さを垣間見る遺作 上川修史
ピエール・ブルデューへの批判――たえまなき「内省」「再帰性」による継承と発展 原山哲
「異臭」を放つ偉人たち――「沖縄文学」から「世界文学」へ 越川芳明
忘れられた起源としての海賊――近代思想の神髄がここに語られている 矢部史郎
美作菅家党の発生から展開を描出し、道真を重用した宇多天皇と後醍醐天皇を重ね合わせる――妙に親近感が湧く道真の像が語られる 久保隆
安倍政権の歴史転覆を許さない朝鮮、アジアの女性たちの証言――日本近代の暴力性とその根源にある天皇制の構造を浮かび上がらせる一書 黄英治
裁判員裁判についてのユニークなドキュメント――検察・弁護側の攻防が浮き彫りになる法廷ドラマ 山田宏明








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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