書評/新聞記事 検索  図書新聞は、毎週土曜日書店発売、定期購読も承ります

【重要なお知らせ】お問い合わせフォーム故障中につき、直接メール(koudoku@toshoshimbun.com)かお電話にてバックナンバー・定期購読の御注文をお願い致します。



〈完璧な世界〉への絶望と〈荒廃〉への希望――人間存在は、いったい何に対して懸命に生きてきたのか 上柿崇英
阿賀の風景が浮かび上がる――新潟水俣病とともに生きてきた人々の聞き書き集 堀田恭子
《普遍化的切断》は不毛か、「共生」をもたらすのか――苦い緊張に充ちているデリダの語り 川口茂雄
ポスト・トゥルース状況に耐え得る「嘘」の新たな概念とは?――従来の嘘概念が失効する臨界点をも見定める 宮﨑裕助
〈口承〉研究の一つの結実――浪花節・浪曲の本格的な演者論 高木史人
“世界とたたかう”ための矜持――高橋和巳の文学と思想は、いまだに〈現在性〉としてある 久保隆
第二次世界大戦前は、エリートから女中程度まで多様な看護婦が存在していた――准看護師は看護師の地位の低さの象徴かもしれない 大野秀樹
人間の生命と存在性の間隙――多様な立場を横断した執筆者で構成 室沢毅
革命史における崇高と残虐にどう向きあうのか――問われているのは読者自身である 前田年昭
待望の翻訳が刊行――一神教や記憶の文化史に興味をもつ人にとっての必読の書である 後藤正英
戦場には「中立の第三者」は存在できない――戦時性暴力、レイプ被害者らの聞き取りが特筆すべき部分 田原牧
新たな忍者文学を展開――忍者小説が二倍面白くなる本 中島篤巳
ジョン・レノンとポール・マッカートニーの結合にザ・ビートルズの本質がある――ビートルズはロック音楽の創始者だ 大野秀樹
新境地を開いた、学園ミステリの収穫――本格ミステリであると同時に、成長物語でもある 佳多山大地
ファシズム批判の再生のために――三木清はオプティミスティックな思想家だったのでは 篠原雅武
冷たいと噂の裁判長の心に秘めた恋――クリスチャン・ヴァンサン監督『アムール、愛の法廷』 名取弘文
イエズス会の被差別民への布教に、殉教の動機を探る――アジアにおける〈聖と賤〉という視座から考察 狭間芳樹
詩への愛と実証精神が合体した刺激的な研究書――従来の説や既存の肖像を新しい角度から調査・再考している 佐川亜紀
国際政治を「権力争い」という観点から分析する、リアリズムという学派の古典――「地政学」の代表的思想家の一人、スパイクマンの主著 奥山真司
〈ロシアと日本〉の関係は濃密な時間性を胚胎していた――諸論考は堅苦しい論文調ではなく、自在で多彩 黒川類








リンクサイト
サイト限定連載

図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

取扱い書店企業概要プライバシーポリシー利用規約