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なぜいま土方巽なのか?――土方巽没後三〇周年記念 古沢俊美
現代の「証言」としての遺作――イタリアの戦後に続いてきた謀略の数々が、歴史の裏側として語られる 土肥秀行
『帝国の慰安婦』への丹念な批判と同書が礼讃されるカラクリを読み解く――「保守」と「リベラル」が共有する心性、日本社会の思想状況の問題点を浮かび上がらせる 加藤圭木
極めてシンプルに「生きていくこと」の切実さを宣明――自己組織性という概念を援用し存在という様態を様々に析出 久保隆
窯変する美意識:肌ざわりの感性学にむけて――陶器・炻器の文化変容と釉薬の啓示 稲賀繁美
文月悠光の「ばらの花」への注釈――愛はどこから始まるのか 篠原雅武
労働者階級の等身大で奥行きのある百年史――二〇世紀イギリス史の通説への批判の書 奥田伸子
舞踏家の半世紀、身体で思考する身体論――自在に作品を渉猟し思索の過程を提示しながら論じていく 志賀信夫
脳に身体に訴える短編集――現実と空想世界の境界が決壊するさまが何度も繰り返される 加藤有子
一八六〇年代以降の朝鮮近現代の通史――最新の研究成果を踏まえた叙述 吉澤文寿
我々をラカン派精神分析の臨床風景へと引き込む――読者の長年の期待に応える書物 上尾真道
全体知へと挑む四〇年の知的格闘の軌跡――未来を可視化せんとする試み 藤田賀久
抗え!――問われているのは私(たち)自身だ 須藤巧
度重なる逮捕と投獄、流刑を経た社会思想史家の運命の書――生きられた現在進行形の思想史 香芝典宏
進むも地獄退くも地獄――名も無き兵士たちが生き延びようと必死にもがく様子を描かせたら、タルディの右に出る者はいない 古永真一
日本軍の代表的な組織・機関・諜報員の実態――インテリジェンス工作は、「極秘」作戦である 川成洋
社会主義の理念の再創造――著者の探究は、破局的危機に追いやられた現代社会の閉塞的状況のなかでひときわ鮮烈な輝きを放っている 斉藤日出治
「横たわる裸婦」の行き着く先は――ウェヌスの前には、ユノーの権力もミネルウァの叡智もディアナの純潔も、膝を折らざるを得ない 伊藤亜紀
国家の破壊と無法化による大量殺戮の歴史――独ソ間のブラックホールを掘り起こす 高田広行
絵画そのものが魔術だった――今後の美術史研究におけるひとつの重要な視座を提示する一書 石澤靖典








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『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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