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議論の経緯の「資料集」として書棚に置いておくべき良書――ヨーロッパ、特にドイツ系生命倫理に頁を割いている 塚田敬義
「トランプ以後」の表現の自由 対談 明戸隆浩×志田陽子
日本人の内なる西洋至上主義意識――ジャポニスムの問題は、ジェンダー論や民族、宗教、その他の文化活動の内部にわだかまりつづける差別の問題とも深く関わっている 木下長宏
民衆運動の理想的なかたち――「希望を探り当て」ることこそ、これから先へ進む契機 皆川勤
現代を生きるエマソンの文学――エマソン研究の今を伝える刺激的な議論 小田敦子
戦争がなぜ生み出されつづけるのか――文学が「戦争に巻き込まれる」あり方と、戦争との「紐帯を断ち切る」力の多様性 河津聖恵
不屈と犠牲、公正の精神をもって――一人の警察官が体現する香港現代史 稲村文吾
台湾原住民は激動の百年間をどのように生き抜いてきたのか――北部タイヤル族の戦前世代への聞き取りをまとめた一書 竹尾茂樹
台湾人アイデンティティをめぐる言説空間のダイナミズムを明らかにする――「行為媒体の分節化」を主題として日本と台湾の戦前・戦後の思想空間を往復しつつ分析 許時嘉
次の波が来るまえに――2017年演劇回顧 高橋宏幸
学問と酒、人の出会いと根源的なものへの渇き――京都大学で築き上げられてきた人文知の伝統をえがく 三輪智博
なんで、「この本」を読むことができずにいられるのか?――日ごろは脇役である刑事弁護士らがそのホンネを吐露 辻本典央
「創共協定」は今日でも価値を失ってはいない――社会主義と宗教の連帯の現実的可能性を明らかに 北島義信
超アジア的な大阪を切開――これまでの都市写真集と違う相貌を見せている 室沢毅
環境倫理学を学ぶヒトの「上級入門書」――農業は生産性を上げる経済効率と環境破壊のバランスを 大野秀樹
あらゆる知見を動員して執筆されたブルーノ・タウトをめぐる浩瀚な著作――大労作の一冊であるのは誰の眼にも明らかだろう 林浩平
人物の内面の真を知る手がかりをもたらす「二重肖像」の分析――示唆的な多くの資料が示されている 浦一章
擁護する構えがもたらす深み――世界のカント研究を牽引してきたアリソンの大著 御子柴善之
我ら地球共和国市民――政治的責務をめぐる問いの探求を通じて、個人にとって、世界にとって国家とは何であるべきかを明らかにする 郭舜
現代における「国家による家族への介入/干渉」の意味を問う――現在の政治状況下で非常に意義ある一冊 木村涼子








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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