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〈人間と動物の関わり〉を主題に国文学の若く柔軟な知性の好論を編む──文学作品の味わいと動物の個性の結びつきを、さまざまな角度から分析:『鳥獣虫魚の文学史』(三弥井書店)全四巻完結によせて 鈴木健一
あと何度ルワンダの悲劇は繰り返され、悔悟は積み重ねられるのだろうか──必要な手段があれば大量虐殺は止められたと何度も述懐 饗場和彦
新資料を生かしたダイナミックな評伝──キャパの人生の中で最も充実した「ロバート時代」に焦点があてられる 川成 洋
原子力の専門家への不信を超える強靱な思索──住民本位に徹する被曝対策を実現しなければならない 山田宏明
「現実と表象の転覆を謀る」方法の斬新さと奥行きの深さ──小説解体の一歩手前で小説を成立させるという芸を示す 川崎 浹
人生はダカーポのごとく、終わりはまた始めに回帰する──戦後の空虚な精神風土をイギリスの知識階級を通して描く 今村楯夫
酒を通じての情熱的な交遊録──さまざまの酒を語りながら、友を語りそれを重層化して取り出してユーモアのなかで現代史の微細な真実までも描きだす力技 ゆりはじめ
「人魚」とはいったいいかなる存在なのか──日本の「人魚」像を欧米や西洋と比較し分析 小林光一郎
映画人についての4つの考察──「ホン・サンス/恋愛についての4つの考察」を観る 田辺秋守
社会学的・学術的な観点からマンガを作る試み──若い描き手たちが使命感を持ってアスベスト被害者に向き合った:マンガ『石の綿』を監修して 竹宮惠子
ミステリ小説の概念を覆す問題作──他者理解と自己知の永遠の哲学問題が表される 羽住典子
個々の肉声に耳をすます──なかでもアウシュビッツ強制収容所を取材した歌は出色 高木佳子
「ちょっときれいすぎると言いたいのかい?」──実践者ガタリの「判断力」 信友建志
人間とタコの長く深い関わりを知る──神饌食品であったタコから見えてくるもの 黒川 類
都会派哲学詩人の止まない歩み──「内と外」の両端を揺れ動く詩人の想像力 小林広直
卑弥呼は崇神天皇、邪馬台国は筑紫平野にあった──日本古代史の謎についての大胆でユニークな仮説 山辺裕之
交渉としての脱原発──「換喩化」によってもたらされる多様性や豊かさに賭ける 斎藤 環
グローバル時代のアジアの大学改革を展望する──独自性や地域性を活かしつつ、どのように人材を育成するか 川添聡史
悲しみより祭りを!──まさしく「元祖インディーズ」である若松孝二のクロニクルは、変転しながら『キャタピラー』まで一直線であった:追悼 若松孝二 鈴木義昭
映画論、文化史としても他に類を見ない「窓」論──ハイデッガーの「Ge‐stell」を「フレーム」と読み解く 粉川哲夫








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書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 マチズモを削り取れ
(武田砂鉄)
2位 喫茶店で松本隆さんから聞いたこと
(山下賢二)
3位 古くて素敵なクラシック・レコードたち
(村上春樹)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 老いる意味
(森村誠一)
2位 老いの福袋
(樋口恵子)
3位 もうだまされない
新型コロナの大誤解
(西村秀一)

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